ちゃおチャオブログ

日々の連続

函館の三日間(18)函館の夜景。

麓から山頂まではバスで30分程だが、途中の大きなカーブの場所で、バスは一時停止し、写真タイムを取ってくれる。

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いやー、山頂は凄い人出だ。ベイエリアには殆ど観光客を見なかったが、ここへはあちこちから集まってきているのだ。

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山頂の展望台から眼下の夜景を眺める。

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素晴らしい夜景だ。

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金森倉庫群を歩いている内に辺りも暗くなってきて、バス停まで行くと、もう既にかなりの人がバスを待っている。これでは乗り切れないと心配していると、事情を知っている地元の人が、バスは臨時便を出しているから心配ない。少し待てば次が直ぐやってくる、と口々に言っている。最初にやって来たバスは駅前から満員の客を乗せてきて、このバス停には一時停止もせずにそのまま走り去っていく。ほんの2‐3分待って次のバスがやってきたが、もう既に半分程満席だ。ラッシュ時の山手線に乗り込むように、無理に車内に押し込まれるように乗り込み、山頂に向かう。

 

麓には山頂とを結ぶケーブル麓駅があるが、そこから先の道路が狭くバス同士のすれ違いが危険なので、山頂に向かうバスは数珠つなぎで、上から降りてくるバスを待っている。誘導員の指示に従って、上から数台のバスが数珠つなぎで降りてきて、それを待って、下からのバスも数珠つなぎで登って行く。以前香港のビクトリアピークへバスで登ったことがあったが、それは昼間で、今ほどの渋滞はなく、途中1か所、渋滞なのか待ち合わせなのか止まったことがあったが、この函館山のような酷い交通渋滞はなかった。

 

途中カーブの見晴らしの良い場所で、数分間サービスで停車してくれ、写真タイムを取ってくれたが、下からは凡そ30分程で山頂に到着する。山頂は広い駐車場になっていて、沢山の人で賑わっている。以前ここへ来たのが20年前なのか50年前なのか、定かに憶えていないが、当時はこんな広い駐車場などはなく、そうすると、以前やってきたのは50年前だったのか・・。

 

駐車場からは数十段の階段を上って見晴らし台に向かう。どこの高校か沢山の修学旅行生が、見晴らし台のテラスを占領するように、記念写真を撮っている。学生をかき分けてテラスの端に出る。確かに素晴らしい眺めだ。光の海、散りばめられた星屑のような煌めき。ここが日本三大夜景の一つと言われているのは、この夜景を見れば誰でも納得することだろう。テラスの奥にはレストラン、土産店を兼ねた建物があり、その2階建ての屋上は更に高い場所からの夜景が眺められる。重い足を引きづって屋上テラスに向かう。イヤー、絶景なり。両側の真っ黒な海に挟まれて、光の帯が小筒のように浮かんでいる。この夜景は数年前に見た神戸摩耶山からの夜景よりも素晴らしく思えた。両側の黒い海と真っすぐ伸びる光の帯のコントラストが素晴らしい。良い思い出になる。スマホで孫達にもこの夜景を見せてやった。

 

展望台の奥のビルの屋上テラスに上り、更に夜景を眺める。

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光の海、光のページェントだ。

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両側を海に囲まれた、この光の帯が素晴らしい。

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良い思い出になった。

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