安倍元総理がプーチンとの親密な仲で、２６－７回個別会談を行って、一度は郷里の山口まで招いて、下関春帆楼での歓待も行った。これに係わる国費、税金が数十億円かかったと理解していたが、これだけの費用を掛けて、北方４島問題は全く進展しなかった。このブログでは過去何回もプーチンと会うことは無意味だし、税金の無駄使いになると指摘していた。政治家としての安倍氏からの謝罪、釈明の話は全く聞いていない。
最近になって、この会談の最中に日本からロシアに３０００億円もの経済援助をするとのニュースを知ることになった。今までの接待費の数十億円とは全くケタの違う話だ。自分は機会があればNHKで放送される国会審議を見ているが、この間の衆参予算委で、この問題について、誰一人質問をしていなかった。又、マスコミもタブー視しているのか、殆ど報道されていなかった。
３０００億円の内訳は、ニュースで詳しく報道されないので、具体的内容は自分には分からないが、今となれば、ドブに捨てたようなものだ。３０００億円もの貢ぎ金を出しても島は１ｃｍも動かなかった。３０００億円の一部は今回のウクライナ侵略に係わるる軍事費に転用されているだろう。安倍元総理、日本国政府の責任は重大だ。
安倍元総理は自身の不明を詫びる処か、最大派閥の長に収まって、いろいろと政治的な発言をしている。信用できない男が、当初国会で約束したように、スッパリと議員を辞めるでもなく、いつまでも政界に収まって、何やかや言っても誰も信用しない。マスコミも、こんな下司な人間の発言を取り上げるべきでない。むしろ菅さんを見習うべきだ。総理を辞めた後は、スッパリと発言を自粛し、元総理として恬淡としている。
安倍氏が今なお、何やかや言いたいのなら、プーチンとの仲の良さを生かして、直ぐにもモスクワに飛び、プーチンを抑えてくるべきだ。そうしたら今までの汚名も一挙に雪がれる。フランスのマクロン、イスラエルの総理、トルコエルドアン等々、モスクワに飛んだり、電話して、仲介の労を取っている。元総理としてすべきことは、こういうことではないのか。議員もマスコミも、ぐちゃぐちゃ下らぬ質問を繰り返すよりは、この３０００億の使い道を明らかにすべきだ。鈴木宗男、森喜朗等々との関係も明らかにすべきだ。税金が変な所に使われてはならない。
