ちゃおチャオブログ

日々の連続

5.28(土・晴れ)山岳写真家の死亡。重信出獄。



 

先月、山岳写真家の白旗さんが90歳で亡くなったが、先週は又アラスカのマッキンリー、今は現地エスキモー語でデナリと呼ばれているが、その支峰の一つ、ハンター山で下山中の若い写真家が遭難して死亡した。当初の新聞報道では中年の日本人としか報道がなかったが、二日前この人は山岳写真家の平賀さんと明らかになった。43才。

ハンター山は4000m強の山であるが、北極圏に位置していて、困難さはエベレストに匹敵する。このマッキンリーでは30年以上前に植村直己も下山中に遭難死し、今も尚遺体は不明であり、深いクレパスの氷の中に閉じ込められたままである。

植村は日本人で最初のエベレスト登頂者であり、白旗も今回亡くなった平賀も、同様にエベレスト登頂を果たし、数々の優れた山岳写真を残している。奇しくも今回亡くなった平賀と30数年前に死亡した植村とは同年の43才。重たい写真機材を持って高い山に登り、ほんの数人しか得られない写真家としての栄光を得る。が、危険と背中合わせだ。無念であろう。

 

連合赤軍、女闘士の重信が20年の満期で今日出獄した。20年と言っても、後半の半分以上は医療刑務所で、ずっとガンの治療をし続けていた。犯罪者、死刑囚にも人権はあるのだろう。4回もガンの手術をし、死なずに済んでいる。日本国家を敵視し、国歌の転覆を計ったテロリスト集団でも、人権はあり、税金で手術を受け、税金で医療刑務所で入院治療する。温情国家日本の優しさだが、当の本人はどれほど国に感謝しているか・・。今日の出獄には40人からのシンパが集まって祝福したそうだが、国家に対する犯罪は、国家転覆罪等を制定し、生涯を獄に繋げて置いた方がよいだろう。

ちなみに、偉大な二人の登山家が、同年でアラスカで遭難死し、又この重信と自分は同年だ。因縁めいた偶然ではあるが・・。