ちゃおチャオブログ

日々の連続

6.23(木・曇り)万引き家族、詐欺家族。



 

韓国か日本か、余り映画をみていないのでどちらの国の映画かは知らないが、「万引き家族」という題名の映画が、何かの賞を取った。生活に困って万引きを繰り返している映画のようだ。

現実の世界でも、母子家庭の母親が、まだ小学生の子供を使って万引きをしている親子が捕まった、というニュースを時々目にする。食費を買うお金もなく、今晩の食事にも事欠く。どこかに頼る人もいないし、ネットも無い。1日2日は空腹でも我慢できるが、それ以上は無理だ。結局物を盗み、万引きするしか生きる術はない。

フードバンクとかNPOとかニュースで見ることはあるが、それはごく限られた狭い範囲の救済ネットでしか過ぎない。ギリギリで生活している家族は、全国に点在している。社会制度として、生活保護があるが、それからも漏れ落ちる家族もいるかも知れない。

親が子供をそそのかし、子供に犯罪をさせる。犯罪が親から子に教え込まれる。不幸な子供で、子には罪はない。親の大罪だ。

 

昨日インドネシアから移送された給付金詐欺の谷口光弘も酷い家族だ。妻と成人した二人の子供を使い、家族ぐるみで犯罪に手を染めていた。谷口詐欺犯は、恰も投資家よろしく、人を集めてセミナーなども開き、詐欺の方法を教授していた。妻も子供も一緒になって、人集めに走り、1000人を越える詐欺集団を作った。詐欺がこの家族の家業になっていて、1000人からの申請書作成に、パソコン操作で腱鞘炎になった、うそぶいている。早期に判明し、本人もインドネシアに高跳びしていたが、もしも警察が捜査に着手しなかったら、堂々と詐欺を繰り返し、その集団は1万人、10万人にもなっていたかも知れない。何せ、国のこの給付金事業で救済を受けた国民は400万人を超え、総予算も5.5兆円だ。谷口のように1000人も集めるような大々的な詐欺グループは別にしても、大小のミニ谷口はあちこちにいるだろう。こういう時こそ、AIを使い、疑わしい案件は、ビシビシ、確認作業をして行くべきだ。ひょっとして、半分くらいは戻って来るかも知れない。

 

大さんから電話。今日は時間があるとのことで、これから大黒屋へ。5時半からだから、少し時間もあり、市役所に寄って不在者投票も済ませて来よう。今回は、投票日7月10日は旅行中で、丁度今日から不在者投票が開始されたので、タイミングは良かった。先月の壱岐のお土産、壱岐の焼酎を渡すのも丁度良い。