ちゃおチャオブログ

日々の連続

12.3(土・晴れ)薄氷の勝利。渡辺徹、ドウス昌代死去。

 

 

昨日のサッカー未明の戦いで、サムライニッポンが強敵スペインを破って、日本中が沸き返り、総理自らも森安監督に国際電話を掛けてお褒めの言葉を掛けているが、実は、薄氷の勝利だった。三苫の蹴ったボールが僅かに1cmライン上に残っていて、田中のシュートが有効点になったが、1cm外に出ていたら、それは無効になって、加点されなかった。時速100以上で飛ぶボール、僅か1cmの飛距離は1000分の1秒も掛からない。僅か1cmの内と外で、天はニッポンに味方してくれたのだ。

もしも対スペイン戦が1-1の引き分け、或いは後半スペインがもう1点入れて2-2の引き分けだったら、ニッポンは16強、決勝トーナメントには進めなかった。その時はドイツが加点数でニッポンを上回り、上に進めたのはスペインとドイツになり、ニッポンは3位に甘んじることになった。ボールが1cm外に出ていたら、ニッポンは再びのドーハの悲劇になったのだ。本当に薄氷、1000分の1秒の勝利だったのだが、多くの日本人はそんなことは度外視し、単純に大喜びしている。素直で良い国民だ。次のクロアチア戦も同様の神の加護を願うと良い。

 

俳優の渡辺徹さんが亡くなった。61歳。以前NHK大河ドラマに出ていて、スゴイ太った俳優との印象だったが、大食漢で若い頃から糖尿病になっていた。色々な病気で入退院を繰り返し、その都度、回復後の元気な姿を映像に見せていたが、今回は遂に還らぬ人となった。61歳ではまだ若いが、幾多の病気に冒され、身体はボロボロになっていたのだろう。直近の腹痛で入院し、僅か1週間の入院で、敗血症で死亡した。

米国在住のドウス昌代さんも先週死亡した。84歳。長らくパーキンソン病を患っていたらしい。早稲田を出た後米国に渡り結婚、作家、ノンフィクションライターとして、一時は人気を博したが、ここ数十年名前を聞かなかったが、パーキンソンで投錨していたのか・・。米国で活躍する日本人1世が又旅だった。