ちゃおチャオブログ

日々の連続

12.23(金・晴風)一陽来復。不幸な人生、不幸な国民。



 

昨日は冬至だったが朝から小雨が降って、午後は上がったものの、外出する気分にもなれなかった。1日過ぎた今日、風は強いが晴れているので野川へ一陽来復の夕日を見に行く。去年まで冬至の午後は日没直前の沈む夕日を見に野川に出ていたが、昨日は見れなかった。沈んでいく夕日を見て、明日からのリバイバルを願ったものだが、1日遅れた今日も同じ事だろう。

3時、日没までにはまだ1時間近くある。風が強く、肌寒い。手袋も忘れてきた。散歩する人も殆どいない。日差しは強いが、日没まで待つのは諦め、引き上げる。でもまあ、1日遅れの一陽来復を見れて良かった。今日から又新しい1年が始まる。来年の冬至まで、又1年頑張ろう。

 

年の瀬に亡くなる人も後を絶たない。もっと生きたかったに違いない人達も死んでいく。自分は良くは知らないが愛媛のタレントの高見知佳さんが亡くなった。60歳。今年7月の参院選に立民から立候補したが落選。先月、体調不良で受診した処、卵巣がんが見つかり、1か月もしない内に死亡した。

今年ではないが、フジTVタレントアナウンサーの有賀さつきさんも卵巣癌で死亡した。52歳。3年前、大阪の卵巣癌の名医の手術を受け、その後は何ともなかったようだが、亡くなる2週間程前に体調を悪化し、入院。回復し家族と退院を話し合った直後の急死だ。亡くなる3日前、83歳の父親が、15歳の孫、有賀さんにとっては中学1年の長女だが、一緒に病院へ見舞いに行ったのが、最後の面会だった。52歳の有賀さんは、最後まで娘の事を気にしていたようだ。退院後は父親の家で3人で生活する予定だったが、今は妻に先立たれた85歳の父親は、その家で一人で生活している。人生は残酷だ。15歳の娘は多分父親の元に引き取られたのだろう。いずれにしても不憫だ。

 

先週福岡地裁で論告求刑があった事件は、去年59才になる引きこもりの次男が88歳の父親を電気コードで絞め殺し、それを見ていた母親87歳をも殺して、二人を冷蔵庫内に隠して逃亡した松本淳二の裁判で、検察は無期懲役を求刑。判決は新年早々の6日に下される。この次男松本はマンガお宅で、35年間引き籠り、携帯もスマホも持ってなかった。88歳の父親の度々のトイレ介助に頭に来て、犯行に及んだのだが、もう間もなく死出に旅立つ間近の80過ぎの両親、60男の息子に殺され、全く不憫な人生の幕引きだった。

 

福岡事件は単に家族間の不幸な事件に過ぎないが、国全体が不幸な国民となっている。それは今日も又ミサイル2発を日本海に撃ち込んだ北朝鮮だ。今年に入って60発以上を打っているが、一体どこにそんなお金がある! 大概はサイバードロボーで掠め取った金だろうが、それにドロボー金はしても軍備に回され、民生には使われない。金一族及びそれに連なるおべっか使い、それと軍人、治安関係者のみが良い思いをして、大半の国民は食うや食わずの死線を彷徨っている。人口の約1割、300万人程が普通の生活をし、残りの2500万人以上はいつ死んでもおかしくない最低の生活をしているのだ。不幸な国民。ニュースに上がっていないだけで、毎日何百人が餓死しているか・・。北朝鮮以外のどんな貧しいアフリカの国の人出も、北に生まれなくれ幸せと思うだろう。最低、最悪の国、北とロシアが今タッグを組んでいる。独裁国家の独裁者を守る為に、国民の命など、虫けらほどにしか考えていない。