ちゃおチャオブログ

日々の連続

西国観音霊場巡り(37)あべのハルカスから広大な大阪平野を眺め、次に四天王寺に向かう。

高さ300mからの大大阪の展望は雄大だ。

 

遠く、京都の方まで見えそうだ。

 

六甲、箕面、生駒の大坂を取り巻く山々も見える。

 

大阪の展望タワーは何と言っても通天閣だ。ごちゃごちゃした下町の正面にドンと立っている。大学生の頃、名張出身の級友、米沢君の案内で一度の昇ったことがあった。当時は展望タワーは全国的にも少なく、出来ていたのは東京以外には名古屋と札幌とこの通天閣位ではなかったか。自分としても展望タワーに昇るのは、東京タワーの次の2番目のタワーだった。

展望台の高さは100m程もないもので、当時、東京には霞が関ビルとか高層ビルがポチポチ建ち始め、100mに満たない高さではビックリする程のものではなかった。ただ周囲に高いビルも無く、視界はかなり開けていた。その後建設されたBPO(ビジネスパーク大阪)の高層ビルや、梅田中之島の高層ビルもなく、だだっ広い平坦な町のイメージしか無かった。直ぐ下が大阪南の繁華街で、賑やかな店や人通りに囲まれていた。以前大阪に来た時に、もう一度昇って見ようと思っていたが、機会がなく、二度昇りは果たせなかった。

その通天閣大阪城公園を探してみたが、見つからなかった。300mの高度からでは通天閣は小さすぎて見えないのかも知れない。大阪城も大きい筈だが、市街地が広大過ぎて、どこか分からなかった。直ぐに分かったのは大阪湾、夢洲で、海の中に一つだけ高層ビルがポツンと建っていた。大分前になるがまだUBSが出来る前、僅か5m程の日本一小さな山天保山までやって来て、その山の上から当時ガラガラのこのビル大阪貿易センタービルを眺めたが、東京の向こうを張って、大阪も随分大きなガラガラ箱物を造ったものだと内心バカにしたが、大阪府政もその後橋下、松井、吉村と歴代維新の辣腕府知事によって見違えるように再生し、今やこのビルも満床になっているようだ。途中立ち消えになった大阪カジノがどの辺りに出来る予定だったかは湾を見ても分からないが、2年後に控える大阪万博はこの夢洲を中心に各パビリオンが建設され、大きなクレーンなどもかすかに見える。2年後、まだ元気だったら、見に来たいものだ。さて、展望フロアーを一周した。こっれから眼下に見える四天王寺に行くことにしよう。

 

300mの高さは、上海の東方明珠タワー展望台と同じくらいの高さだ。

 

大阪湾も見える。2年後にはここで万博が開かれる。出来たら来てみたい。

 

大阪も高層ビルが多く、繁栄した大都市だ。さて、次にこの下の四天王寺へ行こう。