ちゃおチャオブログ

日々の連続

2.5(日・晴れ)山さん、Inaさんと西荻中華で。

 

 

Inaさんが急に東京に来ることになり、時間の有り余っている暇人の当方と山さんの3人で西荻で待ち合わせ。駅近くの中華に行く。山さんも電話では今すぐにも死にそうなことを言っているが、会ってみるとそれ程耄碌はしていない。4本爪のシルバーケーンを杖にして、ボチボチ歩く。杖がるだけで、以前と変わらない歩き方。この状態では後2年、80の大台に乗るのは間違いないだろう。山さんよりも先にこちらがくたばるかも知れない。

中華は上海料理で美味しく、花彫の紹興酒も美味しい。電話では酒も止めたようなことを言っていた山さん、手酌でグイグイ飲む。飲みっぷりは見事だ。食べる方も以前の元気さが戻って来たように、食欲旺盛。2皿3皿ではとても足りず、追加を促される。

歩行の具合が今一つで、それを除けば、以前の元気さ、旺盛さが戻ってきたようだ。ただ話の中身は相変わらず半世紀も前の昔の職場の愚痴に終始し、もう過去何回も聞かされている当方にはウンザリする。ストップをかけても止まらない。全く職業を間違えて生まれてきたような男で、身体は弱っても口は達者だ。いつも思うのだが、漫才師か浪曲師にでもなっていたら、大成していただろう。

紹興酒2本を開け、昼間の2時間の歓談は楽しく終了した。言いたいことをい言った山さんもこれで又何年か長生きできるだろう。可哀そうな男で、周りはみんな離れて行って、気を許して話せる相手は我々二人だけ位だろう。まあ、死んで行くのに、余分な荷物はいらないか・・。

その後、山さんと別れ、駅ホーム下のサイゼリヤに寄って、赤白ワインのデカンタを飲んで、今日の半日を終わる。自分も酒が大分弱くなったようだ。