ちゃおチャオブログ

日々の連続

宮古の4日間(7)島の焼酎、琉球王朝と豊見親。

ホテルの裏側にある飲み屋街で入った店で夕食。

 

海鮮料理で美味しかったが、値段も張った。

 

泡盛琉球王朝、古酒のように美味しかった。

 

 

ホテルの裏側は飲み屋街になっている。車1台が通れる位の狭い路地の両側にはスナックやカラオケ、飲食店の看板が連なっている。全員が5時半にホテルのフロントに集合し、稲さんの案内で、その飲み屋街に向かう。彼は以前1度この島に来たことがあり、経験済みだ。5時半でまだネオンは燈っていないが、その看板数だけ見ても、コロナ以前の賑わいが感じられる。この人口の少ない小さな島で、よくぞこれ程の飲み屋があるかと。カラオケ店はどこも2000円で飲み放題、歌い放題の看板が出ている。多分時間制には違いないが、オーバーしたら、それなりの金額がかかるのだろう。

カラオケは後からにして、取り敢えずはどこかで食事を摂らないと・・。通りを歩いていて、凝った感じの島の魚を出す店があり、そこに入ることにした。通りは飲み屋とカラオケが主体で、食事を摂る店はここ位しかなかった。入ると結構良い値段だ。島の珍味だからやむを得ないか・・。店は内地からやってきた若い夫婦でやっていて、聞くと愛知の瀬戸出身だ。まあ、少し高いがコロナ禍で経営も大変だっただろう。少しは応援してやろう。

で、海鮮料理と一緒に頼んだ沖縄焼酎、泡盛琉球王朝が中々行ける。古酒かどうかは分からないが、古酒を飲んでいるように美味しかった。5人の酒豪が飲むのだから、直ぐに開けてしまう。当然ながら、追加1本。自分も飲み過ぎて、追加が1本だったのか、2本だったのか、今となれば定かに憶えていない。陶然の気分になって店を出るとまだ9時台。通りには余り賑やかでないネオンが両側に連なっている。コロナ禍で通りを歩く客も殆どいないが、賑やかな頃だったら、客引きの声で大変な賑わいだろう。

通りの真ん中程にあったカラオケ店に入る。やり手ばばあという程の歳ではないが、まあ年増のママさんと言った感じの客あしらいの上手い婆さんに乗せられ、飲み食い、カラオケ。確か名前は宮平と言っていたか・・。ここでも又泡盛を勧められ、豊見親が最高、との一番推しで飲むと確かに美味しい。先刻の店で飲んだ琉球王朝よりも勝る程だ。路地を歩いている人影は見えなかったが、どこから来たのか店には2‐3人の客が入っていて、美声を張り上げている。こちらも負けじと、それぞれ5人が順繰りに歌い出すが、誰も聞いていない。酔っ払いの蛮声だ。自分も「19の春」を歌う気持ちでいたが、歌詞を良く覚えていない。で、結局、何を歌ったかも覚えてない始末だった。ホテルまでは歩いて2‐3分。1月とは言え南の島で寒くはない。久し振りの千鳥足で夜風に吹かれ、ホテルに戻った。

 

  • 翌日歩いた飲み屋街。

  • 次に入ったカラオケ店の泡盛宮古島限定の豊見親も負けず劣らず美味だった。

    • 翌日歩いた飲み屋街。

       

      この一角には飲み屋とカラオケ店が軒を連ねている。