ちゃおチャオブログ

日々の連続

宮古の4日間(24)宮古島海中公園にて。

  • 雪塩館からの帰り、途中にある海中公園に立ち寄った。近くに綺麗な砂浜も見える。

右手に先刻のキッチンバスのあった半島が見える。

 

これで快晴だったら、見事な海が見える筈だが・・。

 

長い階段スロープを下って、水中ホールに降りる。

 

 

宮古島にも海中公園があるとは、この島に来るまで知らなかった。沖縄本島には名護の手前の海沿いにそんな名前の海中展望塔があって、以前一度潜ったことはあった。Hurry’sキッチンバス・雪塩館からは2台の車は別行動をとることになった。稲さん運転の3人組は連日の飲酒疲れがあったのか、この海中公園には寄らずに、そのままホテルに引き上げてしまった。大さん運転の当方は、折角この島に来たんだからと、寄ってみることにした。

こちらの海中公園はかなり本格的なもので、沖縄本島の言わば潜水艦の望遠鏡の筒を大きくしたような筒状の施設を想像していたが、こちらは大きな水中宇宙船を海中に沈め込んだような大きなホールで、長いスロープ階段を下ってホールまで下り降りる。海中施設につきエレベーターが無くて、脚膝の退化している自分には降りるまでの一苦労はあったが、海底の水中ホールは3方向に分厚い水圧ガラスが填め込まれていて、ガラス窓の外を泳ぐ大小の魚が、自然のままの状態で見ることができた。

コロナ禍で入館者も少なく、静かなホール内で子供たちのはしゃぐ声も聞こえず、思いのままに水中の魚を見ることができた。水深は10数mで、大型の回遊魚は見ることはできなかったが、近海の様々な小魚が、相争うこともなく、魚の楽園のように、優雅に尾びれ背びれを動かしていた。この浅海に関しては、弱肉強食の争いはなく、魚は群れを作ったり、単体だったりと、自由気儘な遊泳で、実に魚の楽園だ。生き物の、究極の平和の姿かも知れない。

ひとしきり海の楽園を眺め、再び長いスロープ階段を上って地表に出る。ここにも一人乗り様のスロープ電動椅子が置いてあったが、施設の人の手を惑わすことも無く、自力で上った。スロープの壁面には魚の写真パネルが貼ってあって、珍しい魚の名前なども覚える様にして一つづづ見て上がったが、地表に出た時点で大概の名前は忘れてしまった。地表部分には土産ショップもあり、孫に貝殻のネックレス、貝殻セットなどを土産に買って、ホテルに戻ることにした。

 

水圧ガラス窓の外は魚の楽園だ。

 

平和と安住はいろんな所にあって、ここを泳ぐ魚もそうだ。

 

  • 海中公園の隣の岬には別の施設があったが、コロナ禍で開店休業のようだ。

     

    さて、そろそろ市内に戻ることにしよう。あのアンテナは自衛隊の辺りか・・。