和泉中央の山中にある施福寺参拝に向かうべくホテルを出たが、地下鉄、IRを乗り継ぎ、電車の中でガイドを読むと、この寺はかなりの山中にある。バスの終点からは500mの高さの山中にある。500mと言ったら、八王子城址と高尾山の間程の高さ。昨日3万歩歩き、今日のこの状態の足では行くのはとても無理だ。
今日の予定は施福寺へ行くのを止めて、その先の粉河寺へ行くことにした。和泉府中で下りずにその先の熊取まで行って、葛城山中の山越え。駅で1時間の待ち時間。乗客は自分を入れて3人。葛城山の山中をバスは走る。こんな山中でも纏まった集落があるのに驚く。約50分バスに揺られ、粉河に到着。寺に向かっている途中にバスで一緒だった人が車でやってきて、お寺まで乗せてもらう。
古くて大きな寺だ。寺の前に食堂があり、遅いお昼。粉河味噌とか夏ミカン、お菓子などを5キロの段ボールに詰めて、孫に送る。
粉河からは橋本に出て、南海、阪急を乗り継ぎ、藤井寺に出て、駅近くの葛井寺に参拝。ここには国宝の千手観音菩薩がご本尊としてあるが、秘仏で公開されていない。藤の花で有名なお寺だが、もう花は終わっている。
藤井寺からは天王寺に出て、JR環状線で大正駅へ。駅で稲さんと待ち合わせ、沖縄料理の店へ。琉球王朝1本を二人で開ける。ミミガーや手びちなどを食べ、したたかに酔う。駅からはタクシーでホテルに戻る。バスタブから又抜け出られなくことを恐れ、立ったままのシャワーで済ます。