5か月前の今年6月、東証は33年ぶりの高値33,700円まで乗せたが、その後失速し一時は32,000円を割り込む所まで下落した。その後最近になって又ジワジワ上げ基調になり、今日は前場で一時的ではあるが33,800円台まで乗せた。6月の時もそうだったが、今日も33年前の熱狂と比べ、クールな、熱狂無き上げ相場だった。
熱狂、ブームが無くて、どこまで上がって行くのかは予測できない。アナリストは来年にかけてどんどん上がり、35,000円までは行くだろう、過去最高値38,000円も越えるかも知れない、と予測する専門家も多い。
この先どうなるかは、誰にも分からない。何かが起きて、急落しないとも限らない。現に今日は前場200円以上上がったが、後場に入ってだらけ、結果200円近くの下げで終わった。
市場に魔物が住んでいる。魔物に食われるか、魔物を退治するか、誰も予測はできない。が、勝っても負けても、その覚悟は出来ている。