朝から湿気の無い5月の晴天。昼過ぎ、水谷豊主演の古い浅見シリーズ、天城峠と大船渡が舞台のテレビドラマを見てから、野川の植物園に向かう。まだ30代の若い水谷だが、今の60を過ぎた水谷の若い頃で、今が延長線上にある。兄の刑事局長は今は亡き高橋悦史や母親役に音羽なども出ている。皆懐かしい顔ぶれだ。
天城峠殺人事件を見終えてから野川に。久し振りに植物園。初夏の季節、花触れは前回と全く変わっている。役割を終えた花はいつの間にか消えてなくなり、新たな花が咲いている。半鐘蔓とか九リンソウ、谷うつぎ、などなど。10年以上、通い詰めているが、相変わらず花の名前は覚えきれない。名前が出てこない。牧野博士はどんな風に名前を覚えたり、新たな名前を付けていたか・・。今更ながら練馬の大泉学園にある彼の旧居を訪ねる意欲はないが・・。
初夏の比較的穏やかな花を眺め、8000歩歩いて帰る。明るい内にお風呂に入り、さっぱりする。昨日飲んだので、今日は風呂上がりの一杯は止めておこう。以前は殆ど毎週の土曜日、イナさんの運転で高尾か、長沼へハイクに行っていて、明るい内のお風呂と、その後の1杯が美味しかったが・・、今はもう、歳のことも考えよう。