ちゃおチャオブログ

日々の連続

5.12(日・曇り)大相撲夏場所初日。新聞連載終了。

 

 

今日から大相撲夏場所。5月の蔵前、もう何場所も蔵前美人を見ていない。コロナ前が最後だったから、かれこれもう3年にはなるか・・。座る場所を変えて、テレビに映らないようにしているのか、それとも、もう来なくなったのか・・。15日間フルに来ていて、座席の値段は知らないが、5万から10万とすれば1場所75万から150万円。お金持ちに取っては、僅かな額だろう。

 

今場所残念なのは先場所優勝の青森出身の尊富士が前場所のケガが治らず、休場。代わっていつも休場の横綱照ノ富士が出てきて、土俵入り。館内を沸かせた。が、中身は良く無かった。初日の蔵前、横綱大関全敗。新旧、世代交代を思わせる初日だった。

 

先ずは結び。戦後二人目の最短役力士になった小結大の里が照ノ富士を投げ飛ばす。先場所もそうだったが、地震被害の石川県民を大いに元気づける。

琴ノ若から今場所名前を変えた琴桜、祖父の四股名を受け取ったが、風貌も何となく祖父に似て来た。横綱間違いなしの逸材だ。近い将来、今日勝った大の里と二人で引っ張ることになるだろう。若い世代が育ってきて、これからの大相撲、より楽しくなりそうだ。

 

毎日新聞朝刊の連載小説、「青嵐の旅人」、463回目の今日、終了となる。約1年半、楽しませてもらった。松山在住の作家、天童荒太、良い書き手だ。登場のキャラクターも道後温泉を背景に、人柄も良い。又、道後温泉に行きたくなった。

 

ヒスイと救吉、明治になってからのその後の生き様を見てみたいが、願わくば作者にその後の明治になってからの舞台も見せてもらいたい。大原観山の孫、正岡処、徒士秋山好古、真之、二人の名前も最後に出て来た。松山藩、気候温暖な親藩で、道後が似合う。さて、次の連載、何が出て来るか・・。