半世紀ほど前、韓国は今ほど富んでなく、勿論、サムスンやヒュンダイなどの企業も当時は三星電機と言ったり、現代自動車などと呼ばれていて、日本の二番煎じ、三番煎じの国だった。
そうした半島から豊かな日本へドロボー集団がやって来て、当時は「爆窃団」と呼ばれていた。朝飛行機で日本へやって来て、荒っぽい手段で強盗を働き、その日の内に半島に引き上げていたが、全く、オリエンタルエクスプレス宜しく、手早く、荒っぽいやり方に、日本の警察も手を焼いていた。
今や逆に日本が貧しくなって、先日も日本人の若い女性数人がソウルで売春容疑で逮捕された。昔は韓国やタイからの多くの売春婦が日本にやって来ていたが、今は逆になって、日本女性が大量にアジア、米国、豪州、中東へ売春出稼ぎで出ていて、現地当局に売春容疑で逮捕されたりしている。時代が変わったものだ。
こんな貧しくなった日本でも、アジアにはそれ以上に貧しい国が多数あって、そうした国々から正規の研修生、就労者でやってくる人間は良いが、中には、嘗ての半島のドロボーのように、ドロボー目的で密入国してくる人間もいる。
北関東のあちこちの人目に付かない所で、太陽発電の電線がカットされて盗まれたり、マンホールの蓋とか、鉄板、銅板などが堂々と持ち去られている。日本人の犯罪者もいるだろうが、多くはアジア系の密入国者と見られ、その日本人犯罪者自体もアジアの頭目から命令されてドロボーをしている。日本人がアジアの頭目の下っ端役をしているのだ。
ここ数日、長野、群馬、福島等の人里離れた山間部の1軒家が強盗に入られ、住んでいる住人が縛り上げられて、金品を強奪される事件が頻発している。被害者の話によれば、たどたどしい日本語だったというから、アジア系の強盗団だろう。貧しい国の彼等にしてみれば、日本はまだまだ豊かな国で、住宅に押し入れば、何がしかの金品は強奪できる。彼等に取っては、日本の山間地はドロボー天国に見えているのだろう。
困ったものだ。警察も手が回らない。かと言って高齢化の進む日本で、地域の住民が集まって自警団を作るのも難しい。過疎の一軒家に住まないことが最大の防御策だが、長年住んだ家を出て行く抵抗感もあって、ままならない。
犯罪が国際化してきて、日本人の犯罪グループがフィリピンやラオス、カンボジアなどに出て行って、その国から日本のグループに電話指示して、犯罪を働かせている。日本を犯罪者の天国にしてはならない。そうさせない為にも、刑罰の厳罰化が求められる。
刑務所での生ぬるい作業ではなく、ロシアがやっているような服役者を戦争の最前線に送り込むことまでは無理としても、重労働で働かせて、もう二度と日本で犯罪を犯したくないとの認識を植え付けるべきだ。重罰を科さない限り、この犯罪天国の風潮を防止すべき効果的な手段はない。