ちゃおチャオブログ

日々の連続

6.9(日・曇り)インフレの足音。

 

過去30年間、物価も上がらず、金利の付かなかった日本経済、いよいよこれからは普通の国のように、銀行預金に金利もついて、物価もそれなりに上がるようになってくるだろう。

コロナが開けて、もう既に去年あたりから、インフレが忍び寄ってきていた。いつもはマルエツに買い物を行くのだが、以前は3000円位で済んでいたのが、去年あたりから4000円~5000円と、同じくらいの量と食品を買っても、何割か高くなった感じはしていた。今ではそれが恒常化している。インフレは確実に庶民生活に浸透してきている。

 

岸田総理が4万円の減税をシャカリキになってPRしているが、恩恵を受けるのは殆どが給与所得者だけで、自営業とか、遠近生活者には無関係の話だ。以前のように商品券とか現金給付だったら、全員が等しく給付対象になるのだが、元々税金など払っていない人には恩恵はない。

これから更に電気、ガス、水道、健保等の支払いが増えて来れば、4万円減税など、どこかへ吹き飛んでしまう。庶民の財布はいよいよ固くなり、またまたデフレに沈んでいくのか・・。

 

100円ショップへも時々足を運んでいるが、コロナ前までは全品100円だったのが、何時の頃からか、120円、135円、と商品によっては、スライド値上げがあって、コピー紙などは100枚が80枚と60枚に減っている。今日コロコロの替えロールを買いに行ったら、以前は2ロール入っていたのが、今日は1ロールしかない。全く倍の値上げだ。

同じようなことは先日乗った市内コミュバス。以前は1乗車100円だったのが、いつの間にか180円に値上げしている。市が運営するバス。如何に人件費高騰とは言え、一気にほぼ倍額とは市民のことを考えているとは思えない。

 

まあ、これから毎年給与も上がり、金利もついて、物価も上がって来れば、普通の国になるのだから、文句はないのだが・・。