今日から新札が発行される。40年ぶりの新顔だ。1万円札が福沢諭吉に代わって渋沢栄一、5000円が津田梅子、1000円が野口英世に代わって北里柴三郎。40年間慣れ親しんだ諭吉さんともお別れだ。渋沢がこの先何年続くか知らないが、自分の人生では多分これが最後の1万円札になるだろう。昭和になって間の大正を挟み、明治は遠くなりにけり、という囃子言葉が流行ったが、今思うと、それ以前の聖徳太子、間の諭吉を挟んで、太子も遠くなりにけり、の感覚だ。
曲がり角の日本経済。国際社会で渋沢がどれ程有り難がれ、重要視されるかは分からないが、年々地位が落ちてきている日本の立ち位置、人口も減り、経済も縮小し、段々普通の国になって行くか・・。ロシアは既に韓国の後塵を拝しているが、その内、日本もそうなるか・・。
7月に入って東証が元気だ。昨日3月以来の4万円を回復し、今日も続伸。506円も上げて、終値は40,580円。3月に付けた最高値、40,815円を窺う勢いだ。残り230円。明日にも抜き去り、史上最高値を更新するだろう。年後半が楽しみになってきた。