メス豚と女狐の戦い、メス豚が圧勝した。女狐は尻尾を巻いて舞台から去っていく。目立ちたがり屋の女。静岡県知事選で、非自民候補が勝ったのを見て、反自民の旗印の元、直ぐにも都知事選に名乗りを上げた。実に機を見るに敏な女だ。
今期、都知事選は7月に行われることが何年も前から分かっていたことだ。その間、反小池の対抗馬を誰にするか、立民のなかで熟慮検討された形跡はない。女狐が突然手を上げるまで、党内での選考課程は全く無かった。都知事選と言う、最重要地方選挙で、ここの首長の座を奪おうとの党の熱意は全く見られなかった。目立ちたがり女狐に押される形で追認し、共闘も共産党のみに限られた。既にこの時点でメス豚を打ち負かすチャンスは消えてしまった。
既に開票以前からメス豚の圧勝が予測し、結果その通りになった。自分ははなからこの二人の争いには興味はなく、最高齢96歳のドクター・中松に不在者投票していたが、この年齢にも拘わらず、票を集め、上位10人の仲間入りをしている。4年後、100才に又立候補するなら、又彼に入れてやろう。
立憲は今回の敗北を真摯に考えなくてはならない。事前の準備不足とPR不足。一時の勢いに右往左往するのではなく、しっかりした党の基盤の元に反自民、親国民の政党として、国政を担うに足る政党にならなければならない。申し訳ないが今の泉を中心とする党執行部では無理だ。政権交代に結びつく大きなチャンスを逃してしまった党執行部は総退陣し、新たな視点で、党名の通り、親国民の党にならなければ、いつまでも腐った自民の横着を許すことになる。今回の敗戦は重い。