5日月曜日、4400円以上の史上最大の下げを見た東証は、翌6日は又3200円以上の史上最大の上げを見て、その後の今日までの1週間、不安定な動きを繰り返し、漸く今日終了した。終値は193円高の35,025円。先月付けた最高値からはまだ尚7000円のビハインドだ。
大荒れの1週間。日本がこのまま沈没して行かなくて幸いだったが、年末に向けての45,000円はかなり厳しい状況になりつつある。海の向こうではウクライナ戦争、中東戦争、国内では南海大地震、今晩も又厚木を震源地とする震度5の直下型地震、等々の災害は絶え間なく襲ってきて、平和で安定した社会は遠のきつつある。まあ、何はともあれ、1週間は無事に終わった。来週月曜日は海の日の休日。南海地震警報で、海に入れない皮肉な海の日。政治が悪いのか・・。
79年目の長崎原爆の日。平和公園に鐘が鳴り響く。79年前の今日を最後に地球上での原爆投下はない。しかしこの最長レコードはいつ破られるのか風前の灯だ。ロシアもイスラエルも戦術核の使用を考えている。弱毒化したコロナウイルスが人類にフレンドリーな存在になりつつあるように、弱毒化した戦術核は使用の垣根が低くなってきている。プーチンにしてもネタニヤフにしても人の事、人類の事などお構いなしだ。自己の利益を最大に求める。長崎の鐘が力弱く響いていた。