ちゃおチャオブログ

日々の連続

8.11(日・晴れ)3連休中日、野川へ。

 

お盆にしては中途半端な曜日だが、今日は山の日で、明日振替の休みとなる。一足早いお盆休みだ。この3連休にお盆の帰省ラッシュが集中する。本当はお盆の間Ⅰ週間をフルにお盆休みにすれば、各地の渋滞、飛行機も新幹線も交通集中がならされると思うが、政府、財界はまだそこまで大胆にはなれない。だからお盆の間の短期集中はこの先もずっと続く。

 

日中の温度が40度近く。この処ずっと野川には行っていないが、午後、北王路欣也のさすらい署長を見終え、4時過ぎに野川に出る。お盆休みのせいか、暑さのせいか、この時間でも出てきている人は少ない。暑くて、外に出る気にもならないのだろう。街もスーパーもお盆枯れだ。一人儲かるのは交通系。盆暮れの2回、稼ぎに稼ぐ。JR東海などはお盆の間は全席指定。合法的な値段の上乗せだ。でもレジャーにお金がかかるのは当然のことで、日本人も所得が上がり、そうした負担増は苦にならなくなっている。

 

所得の二極化が極端に進んできている。パワーカップルは多少の負担増には苦にもならないが、年金生活者で、収入が年金に限られている人の生活は大変だ。普通に働いで、高齢者になり、いざ年金生活に入ると、国民年金者は月8万円。これでは到底生活はやって行けない。預貯金がある人は切り崩し、資産を売却し、それ等が無くなれば、生活保護に頼らざるを得ない。国民のかなりの部分が貧しい老後を送らなければならない。

多分高齢者の4割がこの層で、今まで真面目に働いてきた人、全てだ。残念ながら年金は盤石ではなく、この先良くなる処か、いよいよ貧弱なものになる。多くの老齢者が殆ど見捨てられたような状態に追いやられる。改善策の一つは定年制の廃止で、年金8万円の人は死ぬまで働けるようにすべきだ。その方が本人に取っても幸せだろう。

 

野川でも空気は暑いが、それでも風が気持ちよい。もう暦の上では秋なのだ。来週の今日、由美子の七回忌になる。早くももう6年経ってしまった。

 

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