北海道庁出口(入り口)近くには明治天皇行啓の碑が立っている。
明治時代に同庁が建設された同じ頃のレンガの外壁だ。
札幌は計画都市で、京都と同じように碁盤目状の街並みになっている。
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日本の街路100選にも選ばれている道庁前の街路樹。
街路の反対側から道庁を眺める。正面に工事中の建物イラストが見える。
北海道庁は札幌駅に近く、この辺りから北海道大神宮へのバス便は多数あると思い、幾つかる停留所で聞いて見たり、バスの運転手にも直接聞いたりもしたが、乗り場がよく分からない。結局一番安心できるのは地下鉄で、東西線の西の端が丸山公園駅でそこまで行けば大神宮は直ぐ先だ。バスよりは駅の階段とかホーム等々歩行距離が延びてしまうが、バスで一発で行けない以上、止むを得ない。
道庁からは日本街路樹100選にも選ばれている楡の並木道を通り、駅に向かう。整った、綺麗な街路だ。写真を撮っている観光客もいる。この街路の左手正面に札幌駅がある。最初に北海道へ来たのは自分が29の時で、今から47年前の事だ。出張で1週間やってきた。その時、札幌市内には高層ビルなど無く、それから20年程経った後に、再びこの札幌駅に来た時は、駅に併設して高層ホテルが出来ていたのに驚いた。そのホテルは今でも京王ホテルと思っているが違うかも知れない。JRホテル、クレメントかも知れない。いずれにしても泊ったことはないから、どこのホテルでも構わない。
北海道で電車に乗ったのは数えるほどしかない。殆どはレンタカーで移動し、当時も当時もこの駅に来たのは電車に乗る為ではなく、単に札幌駅がどんなものかを見に来ただけだった。街の中心の顔。東京の顔が東京駅であるように、この町の顔は札幌駅だ。20年前、地方高層化の波がこの北の街まで押し寄せて来たのを実感した。今、駅前に立つと、この超高層ホテル以外にもあちこちに高層ビルが出来ている。人口200万人の表玄関の顔に相応しい装いをしている。日本経済停滞、暗黒の30年とは言われているが、知らず知らず底上げはしてきているのだ。
駅前広場に地下から盛り上がったガラス張りの三角構造物がある。以前は無かったものだ。このガラス張り中の階段を下って地下商店街に出て、その商店街の中程にある地下鉄駅から円山公園駅に向かった。
この辺りに北海道大神宮へ行くバス停があるハズだが、見つからない。奥が札幌駅だ。
正面が札幌駅。
駅に併設されている高層ホテル。札幌へ来て最初に見た超高層ビルだ。
20年の間に駅前の高層化も図分と進んでいる。
駅前にこんなガラス張りの建物など無かったが、ここから地下街に降りて、地下鉄駅に向かう。