日曜日に行われた秋田県大館市長選。27歳の元市議が55歳の元市議を僅差で破り、現職最年少の市長となった。その差は僅かに300票。激戦を制したのだ。同時に行われた和歌山有田市、長崎五島市の投票率を見ると、この大館の方が人口は倍ほども大きい。
田舎の市町とは言え、市議までやっていた人だから、27歳とは言え、それなりの見識はあるのだろう。だから僅差であっても倍以上も歳の離れた相手を打ち破ったのだ。
これからが大変だ。市役所職員も27歳と言ったら、まだ役職にも付かず、ペイペイだ。そんな中でトップの座に収まる。金ジョンウンが北のトップに収まったのは同じ年頃だったが、金の場合は、盛り立てる周りがあって、保護されていた。後でそれ等保護者を抹殺したのだが・・。
彼の場合はそうした周囲のお守り役もいないだろう。孤軍奮闘、荒野を切り開いていかなければならない。周囲は彼よりも全員が年上で、経験も豊富。やっかみもあるだろう。今北海道知事に収まっている鈴木知事も同じ年頃に都庁職員から夕張市に落下した。しかし彼は上手に切り開き、今は道知事として、実力を発揮している。
秋田は江戸藩幕時代の佐竹氏が県知事として長らく君臨している。27歳の新市長、石田君、仲良く頑張って、市政、県政を盛り立てて行って下さい。
新聞のベタ記事だから詳細は不明だが、昨日香川三木町で訳の分からない事件が起きた。三木町と言ったら、三木武夫元総理のお膝元で、県道沿いには彼の銅像も立っていた。
昨日その三木町で5歳の子供が首を絞められ殺害されていて、同じ家に83歳の曽祖父も死亡していた。同居していた曾祖母もケガをして病院に運ばれた。この家で何があったのか?? ベタ記事から推測されるのは83歳の曽祖父が5歳の曾孫を殺害し、自身も自殺を図り、妻の曾祖母を道連れにした、との状況だが・・・。
80過ぎの超高齢者が5歳のひ孫に手を掛けるとは・・。どんな事情があったのか不明だが、人の世の闇だ。新聞はもっと詳しく報じてくれなくては・・。