ちゃおチャオブログ

日々の連続

9.30(月・晴れ)増税内閣は嫌われる? 新内閣、役員の顔ぶれ。

 

既に金曜日夜間から先物は2000円以上の下げを見せていたが、今朝の東証、大幅な下げから始まり、一時は2000円を超える下げも見た。昼前後には1500円下げ迄盛り返したが、力なく、1910円安の37,919円で終了。市場からは手荒い歓迎を受けた。ドル円も復活せず、一時は141円半ばまで円高が進む。

 

まあ一時的なものだとは思うが、石破総理に取っては面白くも無い。自分の内閣が市場から歓迎されないとは・・。その原因は総裁選中で言っていた、所得課税とか、金融所得に関しての増税発言が市場からNOを突き付けられたのだ。ただ彼も機を見るに敏、ただ黙って指をこまねいている訳でもない。早くも昨日辺りからテレビ場面では増税を封印しつつある。一度貼られたレッテルをどこまで挽回し、剥がすことができるか・・。

 

明日の新内閣発足を前に、各大臣の顔ぶれが揃う。確かにこの内閣は二世三世の世襲議員は少ない。前政権では半数以上の大臣が世襲議員だったが、ここには林官房位しかいない。党役員にも小泉選対、鈴木総務くらいだ。石破自身が世襲だが、彼の目指す世襲の一定制限には理に適っている。

 

ただ、防衛族が余りにも多い。総理自身と岩屋外相、中谷防衛、小野寺政調、皆防衛大臣経験者で、先月の訪台メンバーだ。これに京都の前原が加われば、究極の軍事内閣となる。いよいよアジア版NATOが始まるか・・。安倍の提唱したクワッドはインドが入ることにより、中途半端で半分機能していない。日米韓豪に加え、フィリピン、インドネシアベトナムを加えれば、強固な体制が出来る。尤もベトナム共産国家から脱皮しなければならないが・・。

 

今日の3時からの新役員の会見。如何にも歳老いた役員だ。若いのは小泉しかいない。71歳の菅副総裁。自分よりはかなり若いが、テレビ画面ではかなり年取っている。79歳の森山幹事長。見るからに年寄りだ。ここには来ていないが最高顧問の81歳麻生。幾つまで政治家をやる積りか知らないが、こんなロートルにまで機を使う総理も大変だ。最高顧問のお相手は副総裁に任せたらよい。