ちゃおチャオブログ

日々の連続

10.17(木・晴れ)恐怖と喜び。西田敏行、急死。

 

今の日本、主に首都圏では、恐怖と喜びが同時進行的に進んでいる。市民に最大の恐怖をばら撒いているのは、首都圏各地で発生している押し込み強盗だ。昨日は横浜でとうとう死人も出た。1軒家に住んでいる75歳の男性が緊迫され、脱衣場で死んでいたのが発見された。窓ガラスを割って押し込み、中に人がいようがいまいが、お構いなくに犯行を重ね、グルグル巻きにしてお金の在りかを聞きだし、奪って行く。抵抗する家人にはお構いなく暴力を振るって言いなりにさせる。

 

治安が充分でない、あちこちに追剥ぎ強盗が頻発していた江戸時代以前の無法国家の様相だ。一軒家に住んでいる住人、隣家と離れた場所にある住宅に住む人々は、いつ自民の身に降りかかってくるのか、戦々恐々だ。治安に十分手が回らないのなら、監視カメラ、通信傍受、おとり捜査、等々、あらゆる手段を駆使して、市民の安全を守らなければならない。国防とか税金よりも先に市民の命と財産を守るのが政府の責務だ。日本を無法国家にしてはならない。

 

市民生活の中に急速に広がる恐怖とは反対に、大谷の活躍は日本人の喜びだ。彼がヒット1本打つ度に日本人が喝采し、ホームランが出れば国民全てが歓喜する。彼こそ正に国民のヒーローだ。

 

今の日本には恐怖と喜びが同居し、日々の凶悪事件が起きるたび、或いは大谷が一本打つ度に恐怖と喜びが入れ替わる。本当は、恐怖の無い、喜びだけの毎日、日本にしたもらいたいのだが、いつの世にも悪は蔓延る。詐欺犯までは許せるが、凶悪犯はこの国から一掃しなければならない。

 

西田敏行さん、急逝。76歳。今朝世田谷の自宅へ付き人が行った処、ベッドの上で冷たくなっていたという。昨夜の内に急死したのだ。いつもテレビでは、釣りバカ日誌やドクターXを楽しく見ていた。2枚目はないが、味のある俳優だった。10年前に心筋梗塞で倒れ、自身も気を付けていたというが、還らぬ人となった。

 

俳優は激職なのか。案外長命しない。渡瀬恒彦も72で亡くなったが、いまでもいつも彼のテレビドラマを見ている。俳優は死んでもいつまでも身近な存在だ。又、毎週土曜日、釣りバカ日記を見て、社長のスーさん共々、楽しもう。