第104回サッカー天皇杯。昭和元年から来年で100年になるので、この天皇杯は大正時代に始まったのだ。今日の東京国立競技場。超満員の6万人の観客を集め、神戸ヴィッセルとガンバ大阪の関西対決。しかも隣同士の市だ。この6万人の大観客は大挙関西から押し駆けて来たのだろう。東京の競技場が関西人に乗っ取られた感じだ。
ヴィッセル神戸、スペインの至宝イエニスタが去年母国へ帰って行って、大きな穴が空いたが、その穴を大迫が埋め合わせるように、後半、見事なアシストで先制点。最後までこの1点を守り抜き、1-0で4年ぶり優勝。大阪を下した。隣県の年下の弟にやられたようなもので、大阪人としては悔しい限りだろう。
大相撲九州場所、いよいよ明日千秋楽を迎える。琴桜vs豊昇龍、1敗をキープして、明日千秋楽、最後の取り組みで雌雄を決する。こんな時、豊昇龍の覇気は凄まじい。外国から日本に出稼ぎにやって来た強い意志を身体中に漲らせ、今日まで勝ち進んで来た。一方の琴桜、あくまでゆったりと、悠然とした対応。柔よく剛を制するか。明日の決戦が楽しみだ。
土俵だまり、審判の直ぐ隣にやくみつるに似た若い人が連日座っている。フリーランサーのようなラフな感じで、やくみつるにそっくりさんだ。
土俵から3-4段目の定位置には元NHK解説者の杉山さんが、相からず斜めハスに構えて、土俵を見ている。相撲が余程か好きなんだろう。住まいは名古屋だが、名古屋から新幹線でやって来ているのか・・。もう80は過ぎていると思うが、良い相撲人生を送っている。