年末、今年も残す処1か月と1週間。競馬の世界も年末大一番の有馬記念を残し、今日の東京競馬、Japan Cap、優勝賞金5億円を争う国際G1.総勢14頭の中で、6人の外人騎手と外国馬。一番人気は先月秋の天皇賞で優勝した武豊騎乗のドウデイーズ。
人気通りにどん尻2頭目から4コーナー手前からスピードを上げ、最後は差し切って、見事優勝。宿敵シンエンペラーを2着に追いやった。
55歳武豊。8月にはパリの凱旋門で、アイルランド馬に乗って出場したが、10着以下の不本意な結果に終わった。
数年前から騎手会長職にあり、尚且つ現役騎手で既に4400勝以上。G1最多勝利、最年長勝利の83勝。このドウデイーズと組んで5勝目。ドウデイーズは来月の有馬が最後の出場となって、後は種牡馬となる。
武豊、この有馬に勝てば、賞金総額22億円を超えて、イタリア人騎手を抜いて、世界最多賞金王となる。来月の有馬記念が又楽しみになってきた。
親子2代。武豊の父親は名ジョッキーの武邦彦。昭和30年代、数々のレースに勝利していた。家系は争わず。今日の大相撲九州場所、同星対決。ガッツの違いからマタマタモンゴル勢の豊昇龍にやられるかと不安視していたが、琴桜、見事に対決を制し、初優勝。27歳は、祖父琴桜が優勝した時と同年。体格、顔つきがどんどん祖父に似てきている。
次なる横綱、どちらが早いか。21歳大の里か27歳琴桜か・・。日本人力士同士の切磋琢磨、いよいよ大相撲が面白くなってきた。若手の台頭で、8場所連続の満員御礼。幕尻、尊富士も10勝を挙げて頑張った。静岡出身の熱海富士も8勝で勝ち越した。先日急逝した北の富士さんも墓場の影で喜んでいる。何よりも、日本人大関琴桜が豊昇龍を下した一番、城内の拍手、歓声が鳴り響いた。