滅茶苦茶な人間はどこの世界の何時の時代にもいた。が、今はそれは野放図に拡大し、日本を含め、世界中のあちこちで頻発している。トランプは一昨日の深夜のツイートで、1月20日、大統領に就任したその日に、大統領令で中国に10%の関税、カナダとメキシコに全品25%の関税を掛ける、とツイートした。
米国、カナダ、メキシコはNAFTA,北米自由貿易協定で、今まで関税ゼロだったのが、1月20日以降は一律に25%を掛けるという。トランプ自らは「Tarif Man」、即ち「関税男」と公言していて、余程か税金を掛けて、貿易を制限するのが好きらしい。そうした結果、世界貿易が破壊され、世界経済が滅茶苦茶になるのを喜んでいるようだ。
メキシコに自動車工場を持っているのは、中国に限らず、日本車も大量に生産し、米国へ陸送している。日本のメーカーに取っては大打撃だが、それ以上にドイツの企業は大打撃を被る。結果、翌日から欧州市場、東京市場は株価が暴落し、38,000円台すれすれまで落ち込んだ。それ以上に酷いのが為替で、カナダドル、メキシコペソが暴落し、その反動で日本円も156円台から151円まで急騰した。漸く為替で1日1万円稼げるようになった塗炭のトランプツイートだ。たまったものではない。又々破産の瀬戸際まで追い込まれる。
滅茶苦茶な人間はトランプだけに限らない。中国では各地で大量の殺人事件が頻発している。将来を悲観し、社会に恨みを持った男が、社会に復讐するかのように、無関係な通行人、第三者を巻き込み、殺している。昨日は札幌ススキノで、40男が真昼間、ガールズバーに乗り込み、ガソリンを撒いて火を付け、複数の男女を殺害している。昼間からこんな店に客がいたり、女がサービスしたりするのが、今では日常茶飯になっているのだ。
40男には好きな女がいたようだが、何も他人を巻き込んで一緒に殺すことはないだろう。大体が相手を殺すなどは、逆恨みだ。幼稚で無能で、自分勝手なバカ野郎。本当なら一人でどこか冬山へでも入り込んで、人知れず死んだ方がマシだが、それすらも分からないグズ男。
京都アニメの放火犯が、莫大な治療費を掛けて命が助けられているが、本末転倒だ。こんな男に無駄な治療などすべきでなかった。国保の無駄使いだ。幸いに大阪精神クリニックに放火し、多数を殺害した犯人は一緒に焼死したが、それこそ本人の本望だったろう。
いずれにしても、世界のあちこちで無茶苦茶が人間が横行する時代になってきた。社会がどんどん乱れて行く。