ちゃおチャオブログ

日々の連続

12.17(火・晴れ)プロパガンダ―、騙されやすい国民、市民。

 

日曜日、大阪泉大津市長選が行われたが、ここにN党の立花が立候補したが、現職市長に大差で敗れる。立花はこの直前に行われた淡路島の市長選にも出たが、大差で落選。

次はどこの市長選に出ようか、作戦を練っているのだろう。騙されやすい市民はどこかと。

 

その町とは縁もゆかりもない市長選に出て、あわよくば市長の椅子を狙っているのだろうが、市民はそれ程バカではない。インチキプロパガンダ―に躍らされて、間違って市長にでもしたら、飛んでも無い火の粉が自分に降りかかってくると分かっているからだ。

 

ただそれでもトンチンカンな市民もいて、有効投票数25,000票の内、4400票、約2割弱の票を集めた。踊らされる市民はどこの町にも一定数はいるのだ。その典型が先の兵庫県知事選で、立候補した立花は自分の演説を余所に、斎藤応援に走り、まるでダブル選挙カーの様相だった。ネットでも大いに宣伝し、まるで犯罪人ガーシーを国会議員に送り込んだのと同じ手法で、嘘八百を並べ立て、遂には斎藤を悲劇のヒーローにまで押したて、結果、投票率は前回よりも10%以上も上がったが、その上がった分の8割相当が斎藤に流れたとのことである。

 

プーチンや半島のキム、白を黒と言い、黒と白と強弁し、国民に押し付ける。毎回同じことを聞かされる国民はいつのまにか、黒を白と思うようになる。学者はそれを洗脳というかも知れないが、それは嘘のプロパガンダの勝利だ。大きな声で言い続けることで、人にそう思い込ませる。

 

日本人は騙されやすい。立花よりももっと高等なプロパガンダ―が出てきて、有ることない事国民に吹き込んだら、多くの国民が引っかかるだろう。ロシアや北の国民と同じように、力が正義で、他国侵略が正当な行為だと。

 

100年前、ドイツにヒトラーが誕生し、そこにゲッペルスがいた。類まれな宣伝相はドイツ国民こそ、神から選ばれた民族で、世界の民族を指導すべきだと。ゲルマンの優性思想の元、1000年帝国建設のスタートを切った。5000万のゲルマン民族歓喜し、陶酔した。

 

プロパガンダ、嘘の宣伝の力は強大だ。人々を盲目にし、悪を善に替え、戦争を正義とする。結果、1000万人のゲルマン人と3000万人の世界の人々が犠牲になって、1000年帝国は僅かに10年で瓦解した。嘘で塗り固められたプロパガンダの末路は悲惨だ。