ちゃおチャオブログ

日々の連続

西国巡礼・琵琶湖周遊の巡礼記(22)第13番石山寺へ。

昨夜食べた琵琶湖の鮒寿司。多分これが最初の最後になるだろう・・。

 

  • 塩辛かったが、珍しい食材だった。

今朝は朝一番で瀬田の石山寺に向かった。

 

石山寺へは京福電鉄駅前からバスでやってきた。

 

4回目の西国観音霊場巡りの旅。今回はメインに竹生島を置いて、琵琶湖周辺の霊場を巡礼することにあった。昨日無事に築島宝厳寺の巡礼を終え、取り敢えずは最大目的は達せられたが、3日目の今日は、琵琶湖の南端にある霊場を巡ることにした。今日最初に訪問したのは大津の石山寺。この寺は以前一度訪問したことがあったが、それは単なる観光目的で、この寺の高台から遠方の琵琶湖を眺めた記憶しか残っていない。

京都駅からはJR線で大津駅に出て、京福電鉄に乗り換え石山寺駅へ。駅前からは石山寺行のバスが頻繁に出ていて、それに乗って石山寺へ。大津の古い街並みを通り抜け、瀬田川に出て、左手に幅広の川面も眺め、暫く住んで門前へ。以前は車でやってきて、こうして瀬田の大橋、瀬田川をバスの中ら眺めるのは初めてだ。この辺りは流れが緩やかなのか、どこか大学のボート部のカッターが何艘か川面も走っている。音もなく掛け声も無く、無声映画のシーンをみているようだ。

バスは石山寺山門の少し手前にあって、そこは京福電鉄の山門前駅にもなているが、午前の早い時間なのか、バスから降りる人もなく、京福電鉄も動いている気配もない。山門前には広い駐車場もあるが、駐車している車も数台程。駐車場に面して土産店などもあるが、まだ店は開いていない。朝一番に京都を出てきてよかった。

この寺には以前一度来たことはあったが、余り覚えていない。大きな山門だった、との記憶はあったが、今目の前に聳える山門は正にその通りだ。細部の記憶はないが、山門を入った幅広の参道には覚えがある。確かこんな感じだった。この突き当りに境内、石山がある。今朝何人目の入寺者か受付で入寺料を支払い、全く参詣者の見えない参道を奥に向かって進んで行った。

 

どこの大学のカッターか波の無い川面を音もなく進んでいる。

 

バス停は山門の少し手前にあり、昔を思い出しながら山門に向かう。

 

  • 大きな山門だ。どことなく記憶は残っている。

     

    さて、入寺料を支払い、参道を奥に向かって進んでいく。