ちゃおチャオブログ

日々の連続

2.7(金・晴れ)間接殺人者は県知事に相応しくない。

 

今日のニュースで、神戸地検兵庫県警が先の知事選に於ける公選法違反容疑で強制捜査に入ったことが報じられた。西宮の女性PR会社に報酬を支払って選挙を手伝わせたとの容疑で、この時のビデオ動画などを見た辯護士、大学教授などが地検、県警に告発状を出し、それに基づき強制捜査に入ったのだ。

 

いわくつきの県知事。パワハラで部下の職員から公益通報され、本来自ら反省し、顧みるべき処、反対にその通報者の犯人捜しを行って特定し、元々退職が決まっていた元局長の退職をストップさせて、自宅待機の謹慎処分を行った。その処分中に元局長は急死したが、自殺とみられている。

 

それ以前にも部下の課長が知事からの厳しい叱責やパワハラまがいの強権に追い込まれ、自殺した。

今回又、県議会100条委員会で知事の行状を審査していた県議会議員が、知事再選後に議員を辞め自宅に蟄居していたが、その理由は選挙期間中に一心同体のように知事を応援したNHK反対党の立花から悪質な中傷を受け、ネット上で炎上し、家族ともども外出もままならず、毎日の生活にも追い詰められていた。そのさなかに悩みが高じ、自殺したのだ。

 

これ等三人の自殺者に対し、斎藤知事は通り一遍の哀悼の言葉を述べたが、自身の言動、行状によって彼等を追い詰め、自殺させたとの反省の色は全く無く、遺族宅を弔問したとのニュースも聞いていない。過去にどんな因縁があったのかなかったのか知らないが、部下の局長が非業の死を遂げたのだから、どんな関係があったにせよ、直属の上司とすれば弔問するのは当然ではないか。

 

3人は元々自殺だから、殺人とは言えないが、そこに追いやった最大の原因は知事にあり、従って間接殺人者とも言える。

斎藤知事は今回の選挙で再選され、過去の行状はなかったかのごとく振舞っているが、今回地検県警が捜査に入った。知事は会見の場では法律違反はないと相変わらず嘘ぶいているが、今回公選法違反が立証されたら、知事職は1発でアウトだ。こうした不徳の知事は県政のトップに置いておくことはならない。司法は速やかな捜査を行い、1日も早い排除を求めるべきだ。