ワシントン時間昨日の午前0時、マントヒヒ大統領は大見得を切って、戦線布告した。各国に相互関税を掛ける! 日本は24%の追加、韓国25%、台湾32%、ベトナム46%、EUは20%だが、中国は何と先の34%から更に上乗せして84%! それまでの違法薬物報復関税20%を足して、合計104%の関税を掛けた。
山猿は顔を真っ赤にしてカメラの前で吠えたてた。日本時間午後1時。株価は急落し、史上3番目の大幅下げで31000円ラインまで落ち込んだ。当の米国自体も大きな下げで、世界中での富の喪失は700兆円になると言われた。当の山猿も取り巻きも、これはデトックスで、薬のようなものだから、今後の米国は健康体になると。この追加関税は何があっても死守すると、大見得を切っていた。
その舌の根の乾かぬ内の日本時間深夜、今度はXでツイート、レート引き下げを求めて来た65ケ国に対しては、追加関税は90日間ポーズする。即ち保留すると。途端に米国市場は大幅高、ストップ高で、サーキットブレーカーが下りた程だ。最終的にダウは7.68%の40,608ドル、NSDは12.16%の17,124Pと史上最大の上げを見た。しかし中国だけは懲らしめと称して更に20%の上乗せ。合計125%の関税だ! これではどこから見ても貿易にはならない・・。
こんなことが起こるとは世界の誰も想像もしていなかっただろう。マントヒヒ本人とその取り巻きの一部以外は。もしもこの一部の取り巻きが事前の売りと買いと行っていたら、1夜にして巨万の利益を上げたに違いない。ヒヒもツイートで、買え!買え!買え! 今が買い時だ! と吠えていた。以前、石油を掘れ! 掘れ! 掘れ! と大騒ぎしていたが、それが掘れ!から買え!に代わっただけだ。
この一夜のどんでん返しは世界の市場に波及し、東証も史上最大、9.12%、2895円の上げで34,600円まで持ち上げた。出来高も何と27億5000万株。久し振りの30億株目前だ。
株価が上がれば、利益も増えて、多くの人は喜ぶ。だが、中には逆行の人もいて、この嘘つきマントヒヒに裏切られ、大きな損失を被った人も出ただろう。マントヒヒは人ではないから、信用性を論じてもやむを得ない。その日、その時の気分次第で右に行ったり、左を向いたり、相手を叩き、物も投げる。全く猿山のボス猿の振る舞いだ。地球はどんどん猿山になって行く。
公明新聞を取ってから2週間になるが、以前取っていた時よりも、国際的な内容の記事が多くなっている。今日は香港、インド、昨日は米国、南米、その前はアフリカ諸国と、毎日各国支部の写真が載っている。海外にどれ程の会員がいるのか知らないが、実際アフリカの辺鄙な国の記事など見ると、世界のかなりの土地に浸透している様子が覗える。
宗教は人、土地、国家を選ばない。アラビアで誕生したイスラム教は、赤道を挟んで東西に広がり、アフリカ中央部、アジアではインドネシア、マレーシアにまで及んでいる。キリスト教は世界各地に広まり、アジアでは隣の韓国もキリスト教国になっている。インドで生まれた仏教は東漸し、中国を通過し、日本までやって来た。宗教の普遍性だ。SGIが世界の人々にどこまで浸透して行くのかは自分には分からない。だが、組織は世界宗教を目差しているのだろう。毎年、大学が200数十人の留学生を受け入れているという。大変な努力ではあるが、500年前、天正少年使節団がポルトガルのコインブラで勉強したようなものかも知れない。