ちゃおチャオブログ

日々の連続

4.17(木・晴れ)一番バッター赤沢君! 東証上る。能登半島のフィリピン女性。



 

日米関税交渉が今日から始まった。昨日東京を出て直行便でワシントンにやってきた日本代表、赤沢君。トランプとの最初の交渉役で、世界中が注目している。世界185ケ国に一律に関税の網を掛けた被害者国側の一番バッターだ。その成り行き、動向は世界中から注目されている。

 

それを意識してか、初っ端から赤鬼が顔を出して来た。飛行機の中でどの程度寝たかどうかは知らないが、休む間もなく、ホワイトハウス大統領執務室、オーバルルームに招き入れられ、赤鬼との直接会談。赤沢本人も言っていた。こんな下っ端の更に下っ端の人間にトランプさんが会ってくれるとは!本人も青天の霹靂で、先ずはその気迫に飲まれただろうが、最初からこちら側から何かを約束することは封じられていて、禁じ手だ。元国交省役人だけあって、その点は心得ている。

 

赤鬼は全く取引好きな男だ。Dealer, Dealingが染みついている。こんな下っ葉の使い走りの男の前にノコノコ赤ら顔を出して、自ら取引しようとする。生来の取引男だ。使いっぱしりの男でもそんなことは分かるから、言葉じりだけは取られないように上手に泳ぎ切った。

 

赤鬼及びその後のベッセンスとの会談の後の記者会見で、ほっとした表情で、伊藤園のお茶を飲んでいた。そうそう、下手に喋ったら、ゼレンスキーの二の舞になり兼ねない。細目はこれから始まる事務方協議に任せた方が良い。最後の美味しい部分だけは、赤鬼に食べさせてやれ。得意顔になって、自分の手柄と吹聴するだろう。

 

今朝のNYダウもNSDも大きく下げて東京に帰って来た。当然東京も右へならへで大きく下げるハズだったが、東京がオープンする前後に一番バッター赤沢君と米国サイドとの交渉が始まり、会談の内容は明らかにされなかったものの、会談破裂のようなマイナス結果ではなく、大筋前進で、近い将来の妥結を目指している方向性が明らかになり、市場は好感し、株価は下値押しどころか上げに転じて、500円近くまで上がって終了。明日からの上昇基調が楽しみだ。

 

今日の新聞には日本男性と結婚し、能登半島富来に住み着いたフィリピン人女性の話が出ていた。本人はミンダナオ出身で、18歳の頃日本企業で働き、今から35年前に日本人と結婚し、爾来、主人の実家のある富来の家に移り住んで生活してきた。主人は航海士で年の半分以上を航海で家を空け、その間、義母と一緒に生活してきた。その間、娘が生まれ、義母も看取り、その娘も33才になり、家を出て去年の地震の時は七尾に住んでいた。

 

30年以上も日本に住み、会話には何不自由しないが、読み書きが出来ず、まだ日本国籍は取得できていない。今は家も新築し、娘も呼んで親子3人で平和に過ごしている。日本国籍取得の要件は自分には分からないが、こういう女性にこそ、率先して上げてやるべきではないか・・。