仙台岩沼の海岸で刺殺体で発見された35才保育士の犯人として付近に住む21歳の男が逮捕された。この二人は以前から交際していたようで、当日夕方男から女性の携帯に電話があり、夜7時、5歳の子供を自宅に置いて、職場に忘れ物があったからと子供を置いて出て行き、そのまま帰らぬ人となった。
夜になっても母親が戻って来ず、翌日親族が警察に行方不明の捜索届を出して、3日後に岩沼の海岸で上半身数か所を刺殺された状態で発見された。女性が持っていた携帯は犯人が持ち去って、自宅を出た直前に誰と話をしていたかは不明だった。
警察は防犯カメラ等の解析により、女性が最後に会っていたのはこの21歳の男と特定、逮捕し、男の携帯を調べた処、推定死亡直前に男は女性と連絡を取っていたことが判明した。
男は殺人は自供していないものの、直前に女性と会って、明日の格闘技の試合のチケットを渡したことは自供している。これから警察の調べが進むが、この二人には男女の関係があったのか・・。夜5歳児を自宅に置いて出て行った行動は、直ぐに戻って来る予定であったに違いない。21才男の燃える恋心に戸惑い、拒否した結果がこの惨事を生んだのだろう。しかし女性も夜間こうした形で男と会ったのは安易だった。母子家庭で、心に隙があったのか・・。
フランス・マクロン大統領の奥さんは確か15才位の姉さん女房だ。21歳と35才、世間体は悪いかも知れないが、世の中にないことは無い。世間の目を無視すれば、道ならぬ恋も成就できたかも知れなかった。殺人に走るとはちょっと短兵急過ぎた。
建長5年(1253年)の今日は立宗の日だ。日本の柱、眼目、大船となろう、と請願した日だ。開目抄にこの誓いを立てていた。第六天の魔王、即ち、自己の心に巣くう無明。無無明であって、無老死となる。