ちゃおチャオブログ

日々の連続

5.22(木・晴れ)職業プロの脱線、犯罪3題。国際生物多様性の日。

 

 

今日の新聞には専門職業人3人の犯罪事件が記事になった。江戸川方面のタクシー運転手54歳が客の女性に睡眠薬を飲ませ、10人以上に性的暴行を繰り返していた。主に飲酒した若い女性を狙って、まことしやかに薬を飲ませ、不同意性交や性的姿態撮影処理法違反で逮捕された。

普通の人はタクシーに乗るのに警戒心はない。時々雲助もいるが、今はナビで指定の場所へ連れて行ってもらえるので、雲助もはびこらない。そうした客の安心感を逆手に取って、自己の欲望を満たしていた。全く安心できない社会になってきた。

 

次は郵便局の配達夫。蒲田の39歳の配達夫能勢はレターパックの差出人の住所携帯番号をスマホで撮影し、後からそこへ電話し、卑猥な言葉を話したり、デートを強要したりした。4-5年前から繰り返し、スマホには100枚以上の写真が保存されていた。

能勢と言ったら神戸の近くに能勢観音がある。その地方の出身者か・・。年齢と珍しい名前で知っている人には直ぐにも知れ渡ってしまうだろう。

 

最悪なのは元大阪地検検事正の北川健太郎65才。現職時代に部下の女性検事を酔った状態で自宅の官舎に招き入れ、性的暴行をしたとして、検事正退職後に刑事告訴した。

今現在公判中ではあるが、昨日この女性検事は外国特派員協会で記者会見し、検事正からの自筆の文書を公表した。内容は「取り返しのつかない被害を与えたことを心から謝罪する」としつつも「発覚すれば検察組織への批判を招くので、上級庁の大阪高検へは被害申告しないように」との内容だった。

 

地検検事正と言ったら、その地方での最高地位者。数多いる検事の中でも各都道府県に一人しかいない。トップ中のトップ検察官だ。その大阪地検検事正がみっともないと言ったら甚だしい。大阪地検特捜部には以前佐賀出身の特捜トップの検事が辞めた後、ヤクザの代理人になって、しこたま財産を作り、最後は何かの罪で逮捕され、獄中で亡くなったが、昔から不祥事が続いていた。検事正がこんなお粗末だから、腐敗の膿は無くならない。先日亡くなった幸せ財団の堀田最高検検事もそれ以前に大阪地検特捜部長に席を置いたこともあったが、一過性に終わってしまった。大阪の膿か・・。

 

タクシー運転手や郵便局員が出来心で悪さをするのは、まあ、許せるとしても、日本の司法の最後の砦となる裁判官や検察官がこんな破廉恥なことをしていたら、日本も末だ。

 

 

今日は国連が定めた「生物多様性の日」だ。今から33年前に国連で生物多様性の危機と保全を考える記念日として条約として採択された。今現在この地球には190万種類の生物がいると言われている。しかしこの多様な生物も日々減少、滅亡していく。

2022年の第15回締結国会議で「昆明モントリオール生物多様性枠組み」で、2030年までに自然を回復し、損失を止め、反転させる「ネイチャーポジティブ(事前再興)」が採択された。

人との共生、自然は大事だ。人は自然をどこまで回復させ、反転させることが出来るか・・。人の大きな課題だ。先ずは、各地の戦争、紛争を止めなければならない。