曇り空が続いていたが、今日は久しぶりの晴天。野川を歩く。先週は川沿いで桑の実を沢山採っているおばちゃんに注意したが、今日は植物園の方に行き、一本だけある桑の木の熟した実を食べる。1年に一度の味覚。
山梨の土地に大きな桑の木があったが、実が熟すのはほんの2週間程。生憎実の熟す季節に行くことができず、結局、一度も食すことなく、土地は裏の住人、松井さんに手渡した。バブル崩壊の後遺症の一つで、最後の負の遺産だったが、800万で買って、全額ローンで総額1600万の出費になったが、300万で手放した。子供たちがそんな遠くの場所へは行かない、と言うので、処分した。その300万は翌年のFX,トルコリラの暴落で胡散霧消した。シジフォスの神話。同じ過ちを繰り返す。
今日は又令法の新芽も摘んだ。これも1年に一度の今頃の季節。令法の新芽を摘むのもこれが最後になるだろう。12月、冬至のその日に沈んでいく夕陽を眺めていたベンチに座る。ここでもう冬至の夕陽を見ることもないだろう。みんな過去に過ぎ去って行く。最晩年の元三大師が御堂を構えた四天王寺。彼も又冬至の日には西海に沈みゆく夕陽を眺めたに違いない。去年、再訪できたのは良かった。過去の思い出も又皆過ぎ去って行く。
新たな星の誕生。唯一無二、今日大の里第75代横綱が誕生した。相撲が明治になって国技に指定され、初代横綱が誰かは知らないが、約150年間、75人目の横綱となったのだ。白鵬の大記録は誰も破られないと思っていたが、唯一無二、大の里がその記録を塗り替える期待は大きい。連勝記録にしても、優勝回数にしてもそうだ。久し振りに見る日本人横綱。まだうぶな姿だが、回を追うごとに光り輝く横綱に成長して行くだろう。先週は又秩父で令和天皇を迎えての植樹祭。第75回目だった。75代横綱と75回植樹祭。語呂合わせも良い。
7月20日投開票の参院選。いよいよ大詰めに差し掛かっている。小泉劇場米価2000円は自公与党に良い影響を与えるだろう。神奈川全県区、定員4人に佐々木さやかさんがいる。現在44才。既に2期12年議員さんをしているが、12年前に最初に出てきた時は実に初々しかった。今はもう一児の母親。だが、清新さは薄れない。と言うか、円熟が増して来たか・・。自民推薦もあり、当選は間違いない。弁護士さんの資格も有り、党内或いは内閣でもっと重要な役割を果たしてもらいたい。