ちゃおチャオブログ

日々の連続

6.6(金・晴れ)猿山のボス争い。不幸な連鎖。

 

 

梅雨前の晴天。少し蒸し暑い。所によっては30度を越える市町村もある。北海道地方に夏日が多い。

 

暑いのは日本の気候に限らない。米国政権下では今最大で最高にホットな争いが始まった。なさがら猿山のボス猿争奪戦だ。先週政権を去ったマスクが今日は早くも大きく吠えた。「減税は最悪の政策で、100年の禍根を残す!」と。

 

トランプ及び共和党員は5兆ドル、約650兆円の減税は既定の行動で、引き下がる考えはない。減税案に反対するマスクに、電機自動車補助金の削減や、充電スタンドの削減を散らすかせ、マスクの首を絞めている。お陰でテスラ株が急落、一時17%も下げたが、最後は14%ダウン。昨日1日でマスクは21兆円の時価を失った。

 

大統領選には300億円の寄付をし、ツイッターなどでもトランプを最大限持ち上げたマスクだが、この犬猿の仲になって、「恩知らず! 恥知らず! 誰のお陰で大統領になれたのだ!」と頭をカチカチに火照らしているが、泣く子と地頭には敵わない。幾ら巧緻に長けたマスクでも地頭のタコス、赤猿ボスの座を追い出すことはできない。

 

どっちがボスになるのせよ、この二人がボスの座を争っていがみ合うのを見ているのは楽しい。エゴの丸出しだ。我々地球人は年々劣化していく。8月には米国そのものがにっちもさっちも行かない状況に陥り、債務不履行、破産国家になる危険性も孕んでいる。本当は早い段階で、株やFXから足を洗いたいが、足抜け出来ない状態が続いている。

 

米国では、トランプの大型減税で国家破綻の危機が迫りつつあるが、こちら日本では各家庭、個人間での経済苦境が色濃く出ている家族間事件が多発している。経済的な問題が根にあるのだろう。不幸な家庭内の殺人事件が連続している。数週間前、大阪郊外の団地の部屋で、30代前半の男が妻を刺し殺し、5歳の娘も刺し、自分も刺して自殺した。5歳の娘は内臓まで達する傷だったが、生き返り、服を着替え、外に出て、近くの商店に助けを求めた。殺人鬼の夫は妻子を殺し、自分も後追いしたのだが、娘は助かった。残された娘には残酷な人生が待っている。

 

同じ大阪吹田の団地では20代の男が妻と1,2歳の二人の幼児を殺害し、自分は近くの歩道橋から身投げし、自殺した。二人とも20代で、子供が生まれて間もない。人生はこれからの筈なのに、妻子の未来を奪って、自分の未来も閉じてしまった。何回でもやり直しがきく年齢なのだが、這いつくばってでも生きようとする意欲はなかった。人間が弱くなったのだ。

 

昨日はどこか首都圏の都市部で、30代前半の母親と7歳の長女が自宅で練炭と思われる一酸化中毒で自殺したが、訪ねて来た親族が事件を発見した。最初、ネットで事件を知ったが、その後ネットの記事は消え、新聞も全く報じない。人権の配慮か何かで、マスコミ差し止めの要請があったのだろう。従ってこの親子は離婚家庭なのか夫はいるのか,以後の報道は無く不明であるが、母子二人して死を選ぶとは、、、他に選択肢は無かったのか・・。