ちゃおチャオブログ

日々の連続

6.4(金・晴れ)NTTと老人ホーム。

 

 

窓の南西、約1キロ先にNTTの鉄塔が見える。衣食住の次に重要な生活基盤である。通信の途絶した世界は、言って見れば絶海の孤島で生活しているようなもので、近代的な文明生活とは程遠い。全国展開している通信会社は多分5社しかないだろう。NTT,ドコモ、AU,SB,楽天の5社が1億2000万人の日本人のコミュニケーションを牛耳っている。その最大の会社がNTTで、昔は電信電話の電電公社だった。嘗てのガリバーも後続に追いやられて今は影も薄くなってきているが、それでもこのマンションの1キロ先には大きな鉄塔が立っている。老いても尚巨人だ。

 

先月一ノ割に来た時は駅前はまだ空き地だった。ここには駐輪場があって、それが取り壊されてから1年程、空き地状態だった。それが今、大きな重機が掘削、コンクリの埋め込み作業をしている。いよいよこの駅前にも大型商業施設でも出来るのかと期待したが、工事現場の立て看板を見ると、商業施設のビルではなく、老人ホームが出来るのだ。駅の改札から僅かに100m、徒歩30秒の場所にホームとは! この駅前には昔から100円駐輪場が幾つもあって、駐輪場以外の商業施設が無く、本当に田舎駅の感じだったが、老人ホームでは更にそれに輪を掛ける。昔からの地元の地主さん、100円駐輪ではそれ程実入りも入らず、土地の有効活用で老人ホームへ鞍替えしたか・・。

 

通信と老人ホーム。日本の縮図か、、、時代の流れか・・。これから毎日駅前ホームの立ち上がりを眺めていこう。