
大相撲名古屋場所、伏兵の前頭琴勝峰が13勝2敗で優所。事前の下馬評には出ていなかったが、勝ちを重ね、賜杯を手にすることができた。この勝利の一つは大の里との一戦もあり、殊勲の金星も上げている。
又一人の若手の台頭かと思っていたら既に25歳、弱冠は5年も過ぎている。千葉の柏出身で、案外この周辺の有力力士は多い。埼玉の春日部のアビとか、千葉の隆の勝、熱海の熱海富士など、都会派の力士が頑張っています。以前の東北、九州主軸から、勢力図はかなり変わってきていますね。
それにしても残念なのは、富山出身の朝の山。体格も良く、相撲も上手く、直ぐにも横綱を狙える地位にいた。処が賭博に手を出し、2場所出入り禁止で、坂を転がるように番付を下げた。一時は最下位から復活し、幕内上位まで登って来たが、今度はケガで休み、又、最下位へ。来場所漸く十両に復活するようだが、歳は既に31歳。この先、余り期待はできないだろう。
人間の運命、どこにどんな落とし穴が潜んでいるのか、自分でも分からない。10年前、上り調子の朝の山本人も横綱を夢見ていただろう・・。よもやこんな低迷する地位に落ちたとは、自身でも信じがたいに違いない。自分が招いた災いだ。相撲界に居る限り、それを運命として受け入れざるを得ないのだ。
若手で草野とか藤の川、普通の人の苗字の力士もいるが、台頭してきている。藤の川は松本清張だったか、小説の題名にもなっていて、四国四万十の上流の取り残された集落の名前だ。彼自身は東京出身とのことだが、矢張り親が四国から出て来たのか・・。若手よガンバレ。
