
危険に対する甘さ、マンネリがあったとしか思えない。昨日の行田市での下水管事故。点検作業をしていた4人が、全員死亡した。40代から50代の壮年期。家族を持っていれば、まだ子供も学生だろう。不注意の結果、家族全員を悲しませることになった。
水道管工事では過去何回も硫化水素の有毒ガスで即死している事故が多発している。少しでも吸えば、呼吸困難になって死に至る。先の八潮道路陥没事故で、トラックが穴の中に入り込んだが、救出に際しては、救急隊もこのガスの危険の為に、予想以上の時間を要した。水道管工事業者であれば、この危険性は皆認識している筈だが、毎日の作業の中で、疎かになってしまった。
ましてや、地表から管の底までは10mの高さがあると言う。安全ベルトも付けないで梯子を下りて行ったが、全員が転落死した。点検工事に際して持って行かなかったとすれば、重大な過失だ。最初の一人が転落した際、救助の同僚は何も付けづに梯子を下りて行った。次ぎ次に落下した。亡くなった4人には申し訳ないが、危険に対する認識が欠如していたとしか思えない。
八潮のトラック転落事故では、運転手一人の死亡で終わったが、国交省より全国への点検指示に基づき、各市町村で作業が進められたが、そうした作業中にこのような4人死亡の事故を起こしたことの重大さを、各関係者は充分に認識すべきだ。行田と言ったら、同じ県内の隣接市だ。この様な人災事故が起き、残念としか言いようがない。
