
女性初の総理誕生と、日本中が沸き返ったのも束の間、ボンクラマンガ太郎に取り込まれ、手足を封じられて見るも無残なあさイチ(麻市)政権になってしまった。姫女の両脇でえびす顔なのは副総裁のマンガ太郎と渋ちん幹事長。神輿は軽い方が担ぎ易いと、二人とも財務省に担がれ、しっかりと腰綱で結ばれている。
来週首班指名の国会が開かれるが、30年間強い絆で結ばれた自公連立も、今や風前の灯。にやけた玉金が野党連合に担がれ、公明の助けも無く、あわや無残に女性総理誕生はうたかたの夢に終わるかも知れないが、この自民の体たらくを見れば、その方が良いかも知れない。
昔、刑事被告人となった角栄さんは闇将軍になって、後ろで糸を引く田中曽根内閣を造り、表の顔は中曽根だが、実態は田中で、両方の名前を取って、田中曽根内閣と揶揄されたが、今日見る形は、表も裏も無い、二人羽織の如く、政権を動かすのはボンクラ太郎で、姫女は動かされているに過ぎない。
こんなハズではなかった! と言っても既に遅い。賽は投げられたのだ。今頃やり直してシンジロウ君に入れ直すことはできないのだ。シンジロウ君ならもっと大胆に自民をぶっ壊したかも知れないが、今や遅かりし由良之助。姫女は強い女性と思っていたが、こんな右顧左眄の日和見とは思ってもいなかった。
日本の政治は又後戻り。30年遅れてしまった。政治の世界は失われた30年になってしまうのか・・。しかし、思えばスタート直後は田中曽根だったが、田中も死んで、選挙にも勝ち、遂には、不沈空母とまで言わしめた強力政権を確立し、最後は大勲位の称号も得た中曽根さん。
80過ぎた爺さんもそれ程長くは生きられないだろう。女性初の大勲位を目指して、雌伏の3年を過ごせば、我が世、我が春はやって来る。もう少し見守ってやろうか。輪島の朝市も地震から復活し、NHKのあさイチも華大さんが頑張っている。こっちの麻市も負けちゃいらんないよ。
