
久し振りにナベさんと飲む。もうコロナ前だから4-5年になるか・・。千葉と埼玉、県は違うが武蔵野線で言えば、吉川と春日部だから、殆ど同じエリアだ。小金井から引っ越した当時、電話では、近々飲もう、との話も、いつの間にか立ち消えになったが、ひょんな切っ掛けで、会って飲むことになった。
一昨日、ナベさんからの突然の電話。何だろうと思って話を聞くと、金を貸してくれ、とのことだ。カードでお金を使い過ぎ、精算に困った。12月までの2か月、取り敢えず貸してもらいたい、との事だった。ナベさんにはお金持ちの知人もいる筈だし、何で自分にと思ったが、10年程前、彼がピンチになった時、当面の費用として10万を貸した。今度は15万だ。まあ、インフレも進んでいるので、底値が上がるのは止むを得ないか・・。
4時、新越谷の庄屋にて。久し振りに飲むが、昔と変わらない。むしろ以前よりも元気になっている様だ。御年75歳。現役だけあって自分よりは相当に若く見える。どうみても70前後にしか見えない。彼は一時身体を壊し、最近では9時に寝ているとのこと。帰りの時間も考え、7時にお開きにする。
自分としては少し飲み足りない。一の割に降りて、駅前の養老でも良いが、それ程沢山飲みたい訳でもない。線路の反対側に出て、小料理店に入る。日本酒が1本、酔心という。久し振りの酔心だ。広島太田川の銘酒、新橋駅前で以前良く入っていた。冷酒が気もしよい。話を聞くと、亭主は長崎、大村近くの町の出身で、店は7年前からやっているという。
客は一組。店の夫婦の子供と客の子供が一緒の幼稚園とのことだ。奥さんの話を聞くと出身は沼津の隣の原とのことだ。気さくな夫婦で話もあって、客が帰った後からも冷酒を3杯追加、最後にラムのレモン漬を上がりにもらい、帰宅する。自宅が飲み屋から近いのは便利だ。千鳥足で帰っても殆ど時間は掛からない。今晩は庄屋もここでも良い酒を飲んだ。

子供同士が幼稚園で