
大トラさん、余程か陛下に会いたかったのだろう。夕方、マレーシアからAirforce1で羽田にやって来て、米国から持ち込んだ専用ヘリで六本木の米軍施設に着陸し、着替えもせずに、米国から同様に運び入れた大統領専用車で皇居に向かい、6年ぶりに令和天皇と会う。30分程陛下と歓談し、別れ際、最高に素晴らしい人だと言って、皇居を出た。
陛下は6年前に国賓として歓待しているのだから、今回敢えて30分の時間を作って、大トラさんと会うことも無かったと思うが、トラさん有名病に掛かっていて、世界の超セレブと会うのが趣味になっている。英国王室などはトラさんを2回も国賓で歓待し、気を良くしたトラさん、関税交渉では英国に大甘のレートを提示した。過去の大統領で、国賓で2回も英国王と会った例はなかった。
陛下がどの道トラさんと会うのなら、英国のように、今回も国賓待遇にして厚遇したら、日本の関税も英国並みにレートを下げられたかも知れない。外務省にはもう少し智恵を出してもらいたかった。彼は病気だから、病人に対する処方箋を考えるのが、外務省の仕事だ。
今日は又迎賓館での麗々しい歓迎式典。派手好きの時代主義者、金を掛けて大盤振る舞いすれば、それだけで神妙な面持ちになり、点数を稼げる。今日の高市総理は立派だった。立派な女トラ使い役を果たした。午後は一緒に横須賀に飛び、米軍最新の空母ジョージワシントンで、トラさんと一緒の閲兵式。トラさん、甚く気持ち良いだろう。今度は国防長官から戦争長官に名前を変えたヘグセスも従え、全くワンマントラさんだ。
今日のドジャーズスタジアム、延長延長延長の18回裏、ドジャーズフリーマンの一発ホームランが出て、7時間の熱闘にケジメを付けた。カナダ嫌いのトラさんに取ってはショウヘイの2本のホームランも出て、接戦を制したことに、これも又気分を良くしているだろう。
今晩は日本の財界人50人を招いての米国大使館での豪華な夕食会。日本からの出資80兆円からすれば、今晩の晩餐会など安いものだ。・・しかし、日本の1年間の税収の倍以上のお金を米国に移転して、この先、日本は大丈夫か・・。日本の富がどんどん米国に吸い上げられ、その分、日本がどんどん貧乏国になって行かなければ良いのだが・・。
