ちゃおチャオブログ

日々の連続

10.30(木・晴れ)殺人熊の横行。即、射殺すべし。



 

日本の山野にこれ程沢山の熊が生息していたとは驚きだ。今は山登りはしていないが、北海道以外の登山で、熊を念頭に置いての登山はなかった。精々、イノシシに出会ったらどうしようか、程度の話だった。その北海道でも、鹿を見たことはあったが、熊には一度も出会わなかった。

 

何年か前、北海道でオソ〇号とか言う巨大熊がいて、放牧中の牛が何頭も襲われ、付近住民に恐怖心を植え付けたが、その500キロもある巨大熊も町役場の職員に射殺されたことが大きなニュースになったが、それ以外には知床半島での川の浅瀬で鮭を摑み取りにする熊の映像など、余り危険を感じられないものだった。鈴を付けて山に上りとか、人の存在を知らせたら、熊は人の前から逃げていく、というものだった。

 

それが、去年から今年にかけての熊の生態は以前とは全く違う様相を見せている。熊の人里への横行は北海道以外でも東北、北関東の町中で日常茶飯に見られ、人に警戒する様子は全く無い。逆に人を襲う殺人熊になっている。これ等の熊は今までどこに身を隠し、今年になってから急に人里に出て来るようになったのか、動物生態学者の解説も無く、全く不思議で、自分の理解を越えている。

 

彼等は、どんなコミュニケーションで、各地の町中に一斉に出てきて、人を襲い、危害を加え、人を殺すようになったのか。東日本各地で、同時発生的に起きている殺人熊の横行。目に見えない指令の元に、一斉行動しているようだ。つい昨日は奥多摩、日の出町や青梅にも出てきて、東京からは目と鼻の先だ。このまま野放しにしていたら、立川の昭和公園、小金井の野川公園辺りにも出て来るかも知れない。自分から見たら、それ程神出鬼没だ。

 

熊は本来臆病と言われる。株式の世界で、ベアマーケット、という言葉があるが、それは弱気相場で、反対の強気相場、ブルマーケットと対を成している。熊、Bearは気弱だから、相場も下降局面になる。その反対にBull,牡牛は強気だ。そんな弱気の熊が、突然変異のように人を襲い、食い殺す。昔金太郎と相撲を取ったような大人しい熊から、殺人熊に変貌したのだ。

 

熊のプーさん、熊の縫いぐるみ。従来の親しみのある動物から殺人動物に変わったのだ。先日も盛岡の町中で何時間も熊を追いかけ、罠に入れたのは良いが、その場で射殺せずに、山の中に放したという。又、別の町では獣医師が吹き矢で麻酔をかけて、同じように山に返したという。殺人熊を野に放つ、全くトンチンカンな対応だ。今の熊はもう既に殺人熊になっていて、本来はその場で射殺すべき対象だ。トンチンカンな対応をして、これ以上市民の犠牲を増やしてはならない。