ちゃおチャオブログ

日々の連続

1.19(月・晴れ)高市、終わりの始まり。

 

 

今日6時からの総理の臨時記者会見。最初の30分、総理の所信表明。冒頭4-5分に何故解散、総選挙に至ったかの説明。残りの25分は、政権の成果と将来の夢。殆ど自画自賛で、夢物語の表明だ。表明の中で、信なくば立たず、と発言していたが、それは安倍の好きな言葉で、この表明も安倍の好きだった夢物語を大々的にPRしたことと同じで、恰もそれが実現するかのような錯覚を聴取者に与えるものだった。後半の25分が記者からの質問への回答。予め質問の概要は把握していたのか、滑らかな回答だった。

 

野党もマスコミも解散の大義と声高に叫んでいたが、表明を聞く限り、今何故解散する必要があるのか、予算の年度内成立以前の今の段階で解散すべき大義はなかった。

 

彼女が理由としたのは、連立政権の枠組みが代わり、総理として国民の審判を仰ぐ必要があるから、との発言だが、それは滅茶苦茶な論理だ。本人も発言の中で、総理は間接選挙で選ばれていて、直接国民から選ばれた訳ではないので、今回解散総選挙を行う事により、総理としての国民からの信認を得たい、と話していたが、日本の総理は県知事とか市町村長、或いは米国大統領のような直接選挙ではなく、あくまで国会議員或いは党員から選ばれる間接選挙によるものであり、今回の総選挙で自民党が大勝したとしても、国民は高市を総理として選んだ訳ではない。

 

真冬の選挙は戦後2回目で、30数年ぶりという。雪の深い地方では真冬の2月は外出もままならず、選挙運動にも投票にも困難を伴う。投票日に天候が良ければ問題ないが、天候不順で大雪警報でも出ていたら、途端に投票率は低下する。その影響は組織票の少ない自民党にモロに影響する。

 

天候よりももっと大きな影響は、公明党の政権からの離脱であり、更に悲劇的なのは、友党であった公明党が野党の立憲民主と連合を組み、自民とは敵対勢力になったことである。高市公明党組織力を過小評価した。公明の支援によってすれすれで当選した自民党員の数をどう集計していたか。今日の表明で、自民と維新の連立で過半数を取る、過半数に至らなかったら、責任を取る、即ち、職を辞す、と大見得を切った。

 

彼女は公明の力を過少に評価し、自身の力を過大に評価した結果、この言葉が出て来た。公約通りであれば、自維過半数割れ後には辞任しなければならないが、これも又安倍同様に国会の場での公約を反故にしていつまでも総理の座に居座っていたように、そうした偽りも師として仰ぐ安倍の真似をして居座る積りだろうか・・。

 

いずれにしても今日の表明、国会解散と総選挙は自ら墓穴を掘る決断で、今日から高市の来月8日、投票日へ向けての終わり行程が始まった。