
今日の衆院本会議、とうとうやってしまった。国会開催直後の冒頭解散だ。何か佐藤内閣以来の戦後2度目の冒頭解散で、2月は初めてだ。佐藤で何でこんな突拍子もないことをしたのか、調べなければ分からないが、多分、造船疑獄か何か、切羽詰まった止むにやまれぬ重大事件があって、国会を開いても1日も審議しないで、即解散としたのだろう。
高市の場合はどうか。昨日の記者会見を聞いても、解散に値する重要懸案は全く無かった。単に今度、連立を組む相手が公明から維新に代わった、その連立の総理として自分が相応しいかどうか、国民に信を問う、ということだが、既に議院内閣制で総理に選ばれている身で、更に改めて信を問う必要はどこにもない。彼女の解散の意図は高い内閣支持率の今、この人気が色褪せる前に選挙をやって、大量の票を集めるという、自分勝手な自己都合の解散に他ならない。
それを社会では虻蜂取らず、又は身の程知らずという。長年友党として一緒に連携してやってきた公明党を突き放し、それだけならまだしも、長年の敵対勢力、立民の陣営に追いやり、公明と立民が合体することによって、中道連立の一大勢力に追いやった。策士策に溺れるの図にも見えるが、元々彼女には策などなかった。突発の感情で行動し、発言し、中国問題ではイザコザを起こし、多大な損害を日本経済にもたらし、今回公明を敵陣に追いやることによって、自民党を壊滅させるかもしれない。
トランプ来日の際に、米空母の甲板上でぴょんぴょん跳ねる小娘の映像は日本の総理には相応しくない映像であり、横に立つトランプに見透かされていた。この一事をみても総理としての軽重を問われる図であるが、本人はそれに気が付かない。国民はこのような軽薄な総理を求めているわけではない。今回総選挙で自民が退潮し、下野するのが時宜に適っている。
