
高市自民党が爆勝ちして一夜明けた。自民が勝ちすぎて、比例区で余った票分、10人分を他党に渡す結果になった。新人が中道、旧立民の大物議員を破って当選した選挙区が数多ある。敗れた旧立民議員は悔しい思いをし、ニガ酒で一夜を明かし、自民復活の議員は美酒に酔いしれただろう。結果は冷徹だ。トランプのようにインチキだ!と騒いで、結果をひっくり返すことは出来ない。前回総選挙で落選した自民裏金議員は1年半で国会に返り咲いたが、今回落選した立民議員は、次の選挙まで4年待たなければならない。4年間、無職の浪人でやり過ごすのは大変なことだ。相当な不祥事が出てきても、総理は絶対に解散しないし、任期の4年ギリギリに引き延ばすだろう。国民はこの先の4年間を高市に委ねた。それが国民の選択だった。
権力の座に就いて3か月、高市はまだその力を実感していないだろう。だが、今は違う。国民は「私を選んでくれた」のだ。この先3か月、半年もしない内に、絶大な権力の力を実感することになるだろ。総務大臣の頃、意に従わない放送局の電波を止める、とまで言い切った当時の総理だ。当時は総務相管轄の放送局等に限られていたが、今度は国全体を所掌する。国を動かして行くのだ。
旧帝大に次ぐ地方国立大学を出て、松下政経塾でも学んだ。その後、米国共和党議員の下で研修も行った。元々政治家の夢を抱き、その道を進み、今日、女性初の総理として、夢は実現した。さてこの先、彼女は国家運営、国の在り方についてどんな夢を描いていたのか・・。今までの総裁選、選挙戦の中では大きな夢の披歴はなかった。来週総理指名の国会が開かれる。その所信表明の中で、日本の将来、30年後、50年後の日本の姿を是非、語ってもらいたい。
