
新聞の訃報欄はほぼ毎日目を通している。今日は二人の死亡が報じられていた。一人は元セガ社長の佐藤秀樹さん75歳。家庭用ゲーム機の開発責任者でもあったとのこと。もう一人は元三和シャッター社長の木下和彦さん78歳。病気治療中だったようだ。二人とも自分よりも歳若で、社会的地位も高く、業界で活躍していた。しかし、80に届かずして逝ってしまった。
昨日の夕刊には鎌田實医師の記事も出ていた。彼はイラク救援のJIM-ネットの顧問でもあり、自分も去年の暮れにはチョコを買って援助もした。その彼が77歳で、認知症の前段階の認識機能の低下を訴えていた。俳優の名前や固有名詞が出てこず、「あれ、あれ」という事が多くなった、とのことである。その予防策として、次のような「声に出して読む」習慣を提案している。
「禁煙。だんだん禁煙」
「バリウム売り場」
「いい国家、カッコいい」
「世の中ね、顔か、お金か、なのよ」
面白い、逆さ言葉。逆さに読むことで、前頭前野が刺激されるようだ。どこかに書き写して、自分も時々はやってみよう。
経営者の早死にと言えば、先月急死した鹿島の社長天野浩さん、74歳が衝撃的だった。現役社長で、急性心不全だった。鹿島ではその10日前に元副社長で現顧問の野村さんが神奈川伊勢原の大山で奥さんと登山中に滑落し、亡くなった72歳。
鹿島は創業者が盛岡出身で、岩手は小沢一郎の牙城だった。その小沢は今回選挙で落選し、1969年以降19期、57年間守った議席を失った。鹿島の重なる不幸で、応援に手が回らなかったのかどうかは知らないが、最大の原因は40年連れ添った妻との選挙前の離婚があるのだろう。福田組の長女で、随分以前、30年ほど前には仕手株で持てはやされたこともあった。新潟地盤の土建会社で東京本社は防衛省のすぐ前にあった。小沢が自民党幹事長で田中角栄華やかし頃のことだ。
83歳になる小沢。離婚は70代だったが、この歳にして奥さん一人もコントロールできない。みっともない話だ。選挙民はこんな男に国のかじ取りは任せられないと思ったのだろう。80になる前の社長の死、70過ぎてからの人の生き様、いろいろと考えさせられる1日だった。
