
エプスタイン問題に絡み、昨日イギリスエドワード王子が逮捕された。重要な機密情報をエプスタインに漏らした犯罪だ。現国王チャールズとは仲の良い少年期を過ごしたが、兄が国王になった辺りから兄弟間にも隙間風が吹くようになった。
日本の天皇も同じだが、イギリスでも国王は法律に縛られない。その範囲はどこまで及ぶか自分には分からないが、妻及びごく狭い範囲の家族に限られるだろ。弟とは言え、既に他人だ。日本の諺にも兄弟は他人の始まり、と言うが、イギリスでも同じ考えだろう。だから、極端に言えば、国王以外の王族、首相、大臣、ノーベル賞学者、その他、全ての国民は法を犯せば罰せられる。正にマグナカルタからスタートした国。
全ての国民は法の下では平等だ。今回も弟の逮捕に関しては、国王は何のストップを掛けないし、又、検察も逮捕前には国王への事前の通報も行っていない。王弟とは言え、一市民を逮捕したルーティンワークだった。
日本はどうだろうか・・。権力者への忖度があったり、意識的な目こぼしがあったり、総理の犯罪を追及することも無いだろう。法の下に平等とは、到底言えない状態だ。平成天皇は車の運転は出来るが、免許を持っていないので、公道は走ったことはない。公道を走ったとしても、無免許で逮捕されることはないが、もっぱら皇居内の道路だ。陛下は法律を越える存在ではあるが、だからと言って、法律を無視することはなく、遵法精神は高い。素晴らしい存在だ。
隣の韓国では、法の平等は日本よりも進んでいる。前大統領であり、検事総長まで務めた尹を逮捕し、拘置所に入れ、昨日の裁判では国家反逆罪で終身刑が下された。過去の大統領は引退後、何等かの形で現職時代の犯罪を訴追され、刑務所に入れられる。韓国女性初の大統領、朴も今現在もどこかの刑務所で服役中だ。日本よりも遥かに厳しい国だ。
日本では自民安倍派の裏金議員が、2000万円以下は処罰されず、処罰されなかった議員は1回の総選挙がみそぎとなって、無罪放免。安倍派事務総長で、神戸出身の西村は裏金が2000万円以下だった為、訴追もされず、今回、党内役員改造で、自民4役の選対委員長に就任した。同じ神戸の高市と馬があったのかどうなのかは知らないが、これでは糞も味噌も一緒だ。この国からいよいよ遵法精神が失われていく。
