
劇的な最高裁判決が出た。トランプの報復関税は違法であり、大統領には決定する権限はない、との彼に取っては仰天判決で、正に怒り心頭、地団駄踏んでも収まらない。最高裁判事を呪い殺すかの勢いで、その醜悪な顔つきはもはや人間の顔ではない。元々赤猿だったが、地獄の沙汰の顔付だった。いよいよ始まった。たそがれトランプの終わりの始まりだ。
40年前、彼はNYの不動産王で、当時タイム誌の表頁に顔も乗ったが、日本の大手不動産会社と張り合い、日本勢に負け、不動産不況も相まって、NYから追い出されるように、負け犬のごとくアトランティックシテイに逃げ込んだ。何をどうやりくりしたのか、カジノで儲けたのか、いつの間にかいつの間にか息を吹き返し、再びNYに乗り込んで、不動産を買い漁ったが、その一つがトランプタワーだ。
強運の持ち主は、去年の暗殺未遂事件で、銃弾が後1cm内側に入っていたら、一巻のお終いだったのだが、ずれた結果、軽症のケガで済んだ。テレビ番組、レアルテイショーを地で行く如く、大統領権限を最大限に行使し、恰も独裁者の振る舞いだったが、今回最高裁は我儘は許さないぞと、キツイお灸を据えたのだ。
彼は自らを関税男、Tarif Manと呼んで、各国に得意がって重関税を課して、得意がっていたが、この打ち出の小槌も裁判所に取り上げられてしまって、最早音も出ない、グーの音も出ないのだ。さあ、これからが大変だ。この1年、高額関税を払わされた国や企業から返せ、返せの大合唱。本当に米国はこれでもって国家破産するかも知れない。
各国も弱り目に祟り目のトランプを見限って、中国詣で。欧州主要国のトップが北京詣でに引きも切らない。濡れ雑巾にしがみ付く日本だけが蚊帳の外で、北京からは相手にされず、むしろ濡れ犬が叩かれる状態だ。来月早々、ワシントン詣でする高市さん、何を話す積りか、合い労わっても始まらない。その後の習トランプ会談で、また又日本が外されなければラッキーだ。
