
急転直下、イラン最高指導者ハメネイが昨日の空爆で、自宅も破壊され、執務室で殺された。86歳。自然死であっても不思議でない高齢だが、随分長生きしたものだ。爆殺しなくても近い内には死んで逝くと思うが、トランプはそれを待ち切れなかった。悪魔のようなトランプがホメイニを悪魔呼ばわりして、悪魔が死んだ、と小躍りして喜んだ。
それにしても、迂闊だ。地中海からの爆撃機にしてもロケット弾にしても10数分以上は掛かるハズで、当然、彼自身がターゲットにされることは分っている筈で、その間に地下壕に隠れるとか、退避する時間的な余裕は充分あった筈だが、漫然と執務室にいた。殺してくれと言っているようなものだ。
国内でデモが頻発し、退任要求も強まり、一時はアサド同様、ロシアへの亡命も考えていたようだが、86歳と言う歳も考え、爆殺されることを選んで、国を纏め、死後の英雄を考えたか・・。いずれにしても最高指導者の突然死で、国の混乱は暫くは収まらないだろう。しかも革命防衛軍も無傷だ。周辺国に悪さをするだろうし、問題のホルムズ海峡を抑えて、西欧、極東への嫌がらせを行う可能性は高い。パーレビの息子が米国に亡命し、国内の不満分子を盛んにけしかけて、あわよくば国王に復帰し、嘗ての王政復古を画策しているようだが、国が直ぐに転覆ということも無いだろう。
国内に原油3か月分の備蓄があって、直ぐには困らないが、長引けばその備蓄も底をつく。それ以上に原油の急騰で、日本に取っては大きな負担となる。金曜日折角6万円に近づいた東証平均も再び萎れて、5万円以下、去年の水準4万円台に転がり落ちるかも知れない。FXを含め、明日の相場がどうなるか・・。
